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実績を見る場を増やす

おとといの学会運営の振り返りを上司と行いました。

当日は、私ともう一人のメンバーでウェビナー運営を任されていました。
昨年から何度か経験していても、本番は緊張します。
シナリオを作成してもそれ通りに動かないこともあるし、シナリオに書いてないことをやらなければいけないこともあります。
どのように参加者に映るのが良いか考えると、おのずとやるべきことはわかりますが、緊張の中で冷静に考えてとっさに実践できないところにまだまだ準備と経験が必要だなと感じます。

ペアだったメンバーにお礼を伝えたとき、
「今度は遠慮無く仕事を私に振ってください!」と言われました。
私なりに彼女を信頼して、いろいろとお願いしていたつもりが、彼女からしたら大変な作業は全部私がやっていて、まだ自分は信頼されていないと感じてしまったようです。

実績が積み重なって自信になるのと同じで、実績は相手が信用できるかどうか判断材料になります。オンラインになれば、日頃の仕事風景が見えないので、より実績が大切です。
そうにも関わらず、私は彼女の実績を見る場を多く設けていませんでした
運営スタッフとのリハーサルの他にも、作ろうと思えば機会は作れたはずなのに。失敗して良い場所を提供せず、本番だけで実績を見るのは、自分だったら「練習させてくれたらもっとできたのに!」と思うかもしれません。
相手の挑戦する機会を奪い、自分自身も相手の実績を見る場を失っていることに気づきました。
それと同時に、今までは自分のタスクをこなすことに集中するあまり、他のメンバーがどうやって仕事をしているのか見る余裕が無かったことにも気づきました。

私は後輩気質なのか、先輩や上司からのお願いに基本Yesで引き受けてしまう傾向がありました。
自分はいろいろ経験できてラッキー、自分が動いて早くコトが進むのであればこれで良いと思っていました。
ところが、いろんな仕事を引き受けるあまり、前職のマネージャーに「なんでも引き受けるの良いけど、メインの仕事もちゃんとやってね」と言われたことを思い出しました。

前職でも後輩ができましたが、その頃はどこまでを自分でやって、どこからを相手にお願いして良いのかわからず、悩んだ記憶があります。
いつまでもタスクをこなすだけでなく、少し高い場所からもう少し視野を広げて仕事内容を見て、少しずつ誰かにお願いして仕事をする経験も必要になってきました。

今回の振り返りで、私の良いところで「実績を見てから信用する」ことを挙げてもらいました。
その実績を見る場を作る、増やすことが今後の私の課題です。
次回以降のために取り組んでいきたいと思います。

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