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詩集

50
詩を書いていきます。
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#愛

【詩】ドキドキする心の光

胸が爆発する ドッキンドッキン パクパク幸せ 私の力強い愛が、あの人に届きますように 色違いの靴下を履いて街に出かけよう イヤフォンから流れる曲は、いつだって初めての曲、あの人と同じ物を聴けるかもしれない曲 手を繋ぐ為の右腕は、私を支えてくれる 突然雪が降るとしたら、確実に私の為なんだ 手帳が風に吹かれて、パラパラとめくられる 偶然、パラパラ漫画みたいに、落書きした色んな動物の表情が変わりゆくのが見える 私の人生がパラパラ漫画だとしたら あの人の人生のパラパラ漫画と同じ

【詩】優しい私の心を抱きしめて

こんなに辛くても こんなに悲しくても こんなに愛してくれる人がいるから こんなに生きていける こんなに楽しくて こんなに嬉しくて こんなに愛せる人がいるから こんなに生きていける そんな気持ちの裏面には、掻き乱れた傷跡があって、いつ自分に悲鳴を浴びせるかわからない だけれども、前を向いて、たまに後ろを向いて、のんびり幸せに生きていきたい 牛乳パックを開けたら中身がこぼれて服に着いた アイロン台はまだ熱かった 炊飯器はまだ鳴らなくて 掃除機のコードで転びそうになる そん

【詩】愛してろりすとばんど

愛してほしい、両津勘吉よりも 愛してほしい、推しの子の知らんキャラよりも 愛してほしい、ガリガリ君の梨味よりも 愛してほしい、サンリオのハンギョドンよりも 愛さないなら、ピッピの指を振る 愛さないなら、後ろから布をかける 愛さないなら、リフトの降りる所に駆け込む 愛さないなら、ポテチ食べた手でビンタする 私が死んだ後に愛されるくらいなら 私が死んだ後に評価される方がまだマシ 私が死んだ後に感謝されるくらいなら 私が死んだ後にSUZURIでマグカップにされる方がまだマシ

【詩】全ての愛よ、君の手の平へ

君の事を愛しているよ とても大切に、丁寧に、愛しているよ でも でもね 僕の愛だけじゃ君は足りない もっと多くの、沢山の愛を 君には受け取って欲しい 君をアイドルにしようか 配信者も良いな 僕がプロデュースする 君に捧げる愛は、僕の量だけじゃ足りないんだ 君は家族からも愛されて 友達からも愛されて 僕から凄く愛されて でも、まだまだ足りない 君の笑顔は、もっと愛されなければ 愛の押し付け セクハラやパワハラならぬ、ラブハラ 君にそう言われた ラブハラするなよ!私は充分だ

【詩】嫌悪感を抱けると嬉しい

明るい時間だけじゃ、切ない 青春の中に逃げていたことで、本当の自分を見ないでいた 大学進学で上京してから、一人になり、絶望を知った 私がこの世に生きている意味が、何もないだなんて 彼氏が出来てから、生きている意味ってなに?ってフランクに言えるくらい、どうでもよくなった でも今度は、別の悩みが生まれた 愛されても、愛されている感覚が、わからないんだ 白い風船が天井に引っかかり、本当は空まで飛びたいのに、ずっとうずうずしている 君の愛は白い風船 きっと、私を愛してくれている

【詩】大好き!サッカー!

俺はサッカーが大好きだ! 目が回るぜ!足が回るぜ!胴体が回るぜ! 喉仏が回るぜ!指紋が回るぜ!心臓が回るぜ! サッカーをしていると眠くなる というか、5分もすると、眠る 眠っている間の事は覚えちゃいない 起きた頃には試合は終わっていて、勝ってる時も負けてる時もあるが、みんなとその気持ちを分かち合う 最高だぜ!!!!! 俺はサッカーが大好きだ! サッカーボールに納豆を5パックかけて食べるぜ サッカーボールは食用の素材じゃないから、結構辛いぜ たとえ納豆の力があっても味がしな

【詩】君にだけ教える100点の初夏

恍惚とした信者が墓を荒らしてくれたら、私は死体として君を抱きしめる 首を噛んでゾンビにはしないよ カップに入ったアイスが硬くて、スプーンを刺しても全くビクともしない そんな感じで、君を抱きしめても、君は私に対してビクともしないんだ だから私は一回死んで、墓に入らないといけないね 君の心の中心が100点で、フチに20点や50点が書かれているけど、私は矢を君の頭にぶつけちゃって、壊れるし、壊してしまう 私が死んだら、復活したら、君は私の事を想ってくれる それがわかるのは、君の好き

【詩】激しい感情が白い霧となる

窮地に陥った情熱の優しさ 味を薄める事に必死になって 心の魔物を憎んでも そこには選択肢が無い 何もかも空回りする器に 天からのポツポツ雨が溜まる このまま水浸しになって、魔物が窒息すればいいのに よそ行きの唇は無駄でしかなく 実態の無い言葉の方が価値があるなんて 大好きだよ そう言えれば簡単だけど そんな物足りなさじゃ君には届かないかなって だから余分な脂身を付けてしまうから 私はいつも石につまづく バス停なんて久しぶりに立ってみた となりのトトロみたいだねって 言いた

詩「高速道路をぶちかませ」

歩いて高速道路をぶちかませ!!! 光の車に、アンコウの車、色々な車が突っ走ってるなか 俺は歩いて高速道路をぶちかますぜ 全ての車がぶつかってきても 全てをクラッシュさせるんだ 君の所に行くからね 君の愛を知ってるからね 君の糸電話を握ってるからね 君のサハラ砂漠を持ち上げるからね ワイパーが俺の目玉だとしたら 君の方しか向かなくて 涙を吹き飛ばせないや 車は吹き飛ばせるってのによ 悲しい 残念だ 幸せだ!!!!!!!