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「Popland開発への道:2023年dotbindの挑戦と成長」

こんにちは、株式会社dotbindのCEO、小栗です。
今日は、弊社で開発したリアルタイム情報地図アプリ「Popland」がどのようにして生まれたか、創業からの道のりをお話ししたいと思います。



1. 創業期の苦労と自社サービスへの思い

弊社dotbind社は、フロントエンド開発を最も得意とするクリエイター集団です。WEBアプリケーションやECサイトのフロントエンド開発に特化し、受託事業を中心に展開してきました。

創業メンバー全員がエンジニア出身で、モノづくりへの情熱は人一倍です。
しかし、忙しさにかまけて自社サービスの開発はいつも二の次になっていました。

夢は大きく持っていたものの、日々の業務に追われるうちに、疎かになっていたのが現実でした。


2. 創業3年目の転機と気づき

創業初期の方針として、受託事業を主に会社の基盤を作り、3年目で自社サービスを立ち上げる計画がありました。

しかし、創業3年目を迎えると、受託案件がうまく回らず、売上に伸び悩みました。

そこで、とにかく人に会おうと思い、以前からの知り合いの方々に連絡をとりお会いし、色々な方と話していく中で、営業戦略を見直すきっかけを得ました。

皆さんのアドバイスにより、僕は「一つ一つの案件を丁寧にこなし、クライアントとの長期的な関係を築く」ことの重要性を再認識しました。


3. アイデアの模索と方針の変更

自社サービスへの転換点は、この苦境の中で訪れました。

案件が少なくなったことをきっかけに、どうせなら無理に案件を取りに行くのをやめて、案件ないならやりたかった自社サービス作る時間あるし今やるしかない!と自社サービスの開発に注力することにしました。

社内で何度もミーティングを重ね、複数のアイデアを検討しましたが、
全てのアイデアに共通していたのはtoB向けだったことです。

おそらく自然とシンプルに考えてマネタイズがしやすそうなものにアイデアが偏っていた傾向があり、あったら便利だしいいかもぐらいで走り出していました。

しかし、数年ぶりに会ったある人から
「小栗のやりたいことってtoCじゃないの?」と問われ、

「ワクワクするもの」「なくてもいいけどあったら楽しいもの」を作りたいという本来の思いを思い出しました。

これが、toC向けサービスへの転換点となりました。


4. Poplandの誕生とその挑戦

現代は、考えうるあらゆるサービスがありふれていて、既に天井に来ているのかと思わせるぐらいの時代だなと個人的には感じていました。

そんな中、「X」とか「Instagram」とかの情報がマップ上で俯瞰して見れたら面白くないかな?から思考し、行き着いたのがリアルタイムな情報×地図のアプリでした。

地図上でリアルタイムな情報を可視化するという新しいコンセプトをチームに提案したところ、全員一致でこれをやろう!となりました。

今まで3人が本気で合致したアイデアはなかったのでまさにこれが今やるべきことだと直感しました。

Popland」は、そんなきっかけから生まれました。

やると決めてからは、全員がこのプロダクトを軸に速攻で動き出しました。事業計画・コンセプト、デザインを作る最中、CTOが技術設計と実装検証を爆速ではじめました。

さらにエンジニアの友人を2人誘い、二つ返事で「やります」とチームにジョインしてくれました。

ですが、全員フルコミットできるわけではなかったのとFlutterの経験者なしでの開発だったので現実的にβ版まで4ヶ月ぐらいの期間でスケジュールを引いて5人のチームが始動しました。

6月〜事業計画
7月〜デザイン
8月〜実装開始
11月〜テスト・修正
11月末にベータ版リリース

チームメンバーがみんなで同じ方向を向いて頑張ってくれたのもあり、計画通りベータ版でリリースを出すことができました。

Flutter初心者とは思えないキャッチアップ力と技術力のエンジニア
・それを全方位から支えるプロジェクトマネージャー

最高のチームです。


5. 新規事業と受託開発の並行

新規事業の計画を始めた途端、予期せぬ展開がありました。
受託の案件相談が突然、複数舞い込んできたのです。

僕たちは、新規事業に注力するだけでなく、これらの受託開発案件にも全力でコミットし始めました。
その結果、さらに多くの案件が寄せられるようになり、まるで雪だるま式に仕事が増えていきました。

創業3年目の後半戦は、まさに新規事業と受託事業を両立させる試みの連続でした。これは僕にとって、経営の柔軟性と対応力を試される貴重な経験となりました。

新規事業に集中することも大切ですが、受託事業も同様に大切な柱であるということを、この時期に改めて認識しました。


最後に…

Popland」の開発は、dotbindにとって大きな挑戦でしたが、同時に大きな成長の機会でもありました。

我々の目標は、使ってくれるユーザーにも、作る自分達自身にも、ワクワクするようなプロダクトを提供することです。

まだまだ走り出しのプロダクトで、本当にこれからが重要です。
そして来期もまた新しいプロダクトの計画がありますので、僕たちは更なる挑戦を続けていきます。

なにげない日常に、ワクワクを。



★Product Member

  • Project Manager / Tatsuya Nakamura

  • Frontend・Designer / Ryunosuke Oguri

  • Frontend・Backend / Naoto Kondo

  • Frontend / Ryo Okano

  • Frontend / Hiroto Suzuki


★Popland ブランドサイト

★外部メディアでのご紹介

クリエイティブ・メディア知財図鑑にご掲載いただきました。そちらでもPoplandの詳細を紹介し配信しています。是非ご一読ください。

★APPダウンロード

Poplandアプリのβ版は、テストフライトにて下記リンクよりダウンロードいただけます。是非、手に触ってご利用ください!

※ユーザーはアプリを無料で利用することができます
※β版はテストフライトで配信しています


★会社概要

会社名  :株式会社dotbind
ミッション:テクノロジーで身近な人から幸せに
所在地  :<本社>東京都中央区日本橋横山町6-14 
              :<下北オフィス>東京都世田谷区北沢2-11-15ミカン下北A街区4F
設立   :2021年2月
代表取締役:小栗 隆之介

<お問い合わせ先>
株式会社dotbind
Popland事業部 担当:中村
e-mail : info@dotbind.jp

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