自転車乗りが歳をとって

10代の頃、体育は苦手でなんとなく自分に自信がなかった。
チャリ通だけ10kmやっていたので大学に行ったらサイクリング部に入ろうと決めていた。
入学、入部したサイクリング部はランドナーというクラシックな旅行用自転車を強く勧められたが、ガンとして従わず、米国製のMTBを選び、これを乗りつぶすぐらいの乗り手になろうと躍起になっていた。飯は一食2.5から3合ぐらい食わされたので体格と胃の能力はみるみる変わっていた。
暇さえあれば四六時中自転車に乗っていた。
学生時代の累計距離は4万kmぐらいになっていた。
社会人になっても乗り続け、一日の最高距離は兵庫県西宮から愛知県の三河安城の250㎞を記録した。ロードレーサーだったら300kmの大台にいけたかもしれない。

そして

コロナ渦、コロナ肥り。

自転車も紫外線と風雨でボロボロ
でも、また乗ろうと整備した。現在は台湾製の20インチミニベロ。フラットハンドルを切り詰めてバーエンドバーをつけて街中加速と取り回しを重視している。

また乗ろう。

鉄道の便利な街に住んでいるが、自転車でしか行けないところはあるはず。輪行もうまく使おう。あれだけやったじゃないか。

すぐ乗ろう。さっき整備したばかり。
ブレーキはしっかり効き変速はリズミカルになった。
新品タイヤのグリップは頼もしい。

自転車では次の日に疲れを引くくらいでないと痩せないというのが自分の持論だけど、ほどほどでも体重の増加抑制、体力の低下抑制になると思う。
これを書いた今日は、夜に乗ろうと思う。ナイトライドを楽しみにしよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?