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【ゲーム記録#1】絶体絶命都市4

本日はこちら、2018年にグランゼーラから発売された「絶体絶命都市4Plus -Summer Memories-」をご紹介。

都市を襲った大地震、閉鎖された都市からの脱出を図るアクションアドベンチャー。
タイトル画面には女性が写っていますが、キャラメイクが可能で男性女性どちらでも進行できます(性別による選択肢の違いは口調以外あまり無い?)。
筆者は男性でプレイ、あまり悪行プレイが得意では無いのでなるべく善行寄り。
ちなみに筆者は絶体絶命都市シリーズをプレイするのはこれが初めてですが、過去作は動画等で知識としてある程度です。

ここからは個人的にプレイして感じた事を、良し悪し関係なく書いていこうと思います。

プレイ時の状況

  1. プレイキャラは男性、名前はデフォルトネーム

  2. 完全初見、他シリーズ知識はキャラ名程度

  3. 基本善行プレイ(他人の救助や治療優先)

  4. 恋人候補のキャラとは特に恋愛要素に持ち込まない

  5. 拾える衣装やコンパスは出来るだけ拾うが衣装はデフォルト、コンパスは初期(学校以降ニワトリに変更)

  6. 選択肢は基本まともな方を選ぶ

  7. 金目になりそうなものも売らない



※ここからはネタバレを含みます※

  • リアルな災害体験(中盤まで)

    大きな災害は、筆者自身リアルではあまり経験したことがありません。
    被災者の気持ちを全く知らない筆者が言えた義理はありませんが、被災時の知識になる情報量はかなり多いです。
    倒壊する建物、水害、余震、それらをどうやって切り抜けるか。
    一歩間違えれば、主人公だってひとたまりもありません。
    完全無欠のヒーローではありません、主人公だって被災者の1人です。
    過去作に比べて難易度は緩くなったそうですが、それでもヒヤヒヤする体験が出来ました。
    ただ中盤から、少し違和感が出始めます。

  • どうしてそうなるの…

    中盤頃、山の手と下町のいがみ合いの場面からふと様子が変わってきます。
    元々対立してた地域が地震をキッカケに更に溝が深まりますが、それを(成り行きで)主人公が解決します。
    ここで地域同士は和解し一件落着でしたが、何故か男女2人組の盗人が出た事から急に矛先が主人公達に向きます。
    いやいや和解の手助けした人をいきなり「盗人だ!!閉じ込めておけ!!」って一瞬で切り替わるものですかね…?

  • 白き衣の会の登場

    宗教団体らしき存在、白き衣の会。
    そういうのと全く関わりたくない筆者は無視しようとしましたが、必須イベントだった為泣く泣く入信。
    入っていきなりトップの座を譲りたい…えっ?
    急すぎません???しかもそれ以降元トップも出てこない為、結局あの人は何だったのかも分からず…。
    このイベントのせいで不名誉な称号も手に入れてしまい、ずっと眉間にシワを寄せてました。

  • 小学校で怪しい商売

    途中で助けたお婆ちゃんの治療の為訪れた小学校で、偶然組み上げた水が奇跡を起こすと避難民が勝手に盛り上がり始めます。
    配給が少なく夏場という事もあって水が圧倒的に足りてない、単純に足りてない水分を補給出来て元気になっただけでしょう。
    ただそれが奇跡に見えてしまった為、水をくれと何度も懇願されます。
    この辺りも宗教染みてて少しスキップ気味に進めてたのですが、外国人だからと迫害され避難所にいれてもらえなかったダニーが巻き込まれる形で掌返ししてきた避難民に石を投げられる始末。
    良い人が全然報われない…。

  • シリーズお馴染みのキャラの退場

    比嘉夏海といえば、シリーズお馴染みの被災者。
    そんな彼女が教え子を守るため瓦礫の下敷きになり、命を落とします。
    正直ショックでした。
    その日はそれ以降ゲームが出来ず、夜もよく眠れませんでした。
    シリーズお馴染みというだけで、彼女だって同じ被災者です。
    いつかこういう日が来ると思っていましたが、流石にこたえました。
    ゲームの評判が悪いのはこのエピソードと、この直後にある弥生のエピソードも相まっているのでしょうか。

  • 空港編で出てきた突然の人身売買と黒幕

    智也突然の裏切り(何で?)。
    強面の男にずっと追われていた彼だが、非合法組織の副リーダーであり智也の名前も偽名。
    そして最初に席を譲る選択肢が出たお婆ちゃんが、その組織のリーダーでした。
    いや急すぎ!!正直ゲーム変わったのかと愕きました。
    とんでも展開になる事はシリーズお馴染みですが、ここまでぶっ飛んでなかったような…。
    しかも強面の男が警察側、そこは智也が裏切った辺りから察してました。
    爆弾を作りてっきり誘導するのかと思いきや、船中大パニック、悪行ポイント上昇、縄解いてない拘束者が次々に走って出てくる。
    どこからツッコめばいいのでしょうか…w

  • 副都心編で勝手に声をあげさせられデモのリーダーにされる

    副都心編では避難所に身を寄せる事になりますが、我慢の限界を迎えた避難者が次々に文句を叫びます。
    お前も何か言いたい事あるだろと促され鬱憤を叫ぶと、まさかの市長への殴り込みのリーダーにされ都庁に乗り込む展開に。
    何で!?何で!?と人波から逃げていると、市長を追い詰める展開。
    嫌な予感をひしひしと感じていると、やはり熱い掌返しが始まりました。
    平和に脱出する方法をください…。

  • DLCに関して

    追加シナリオは全編やりました。
    本編で語られなかった部分の補完はありましたが、逆に謎が増えてしまいました。
    智也との再会、しかし向こうは覚えていない様子。
    これはアイテムで補完されますが、主人公達の知る智也が偽物でありこちらが本物の風間智也のようです。
    問題はこの後ですが、智也が話しかけていた地震初日にお弁当を落とした男性。
    智也の会社の元社員のようですが、リストラされた割に何か訳ありな様子なのが気になりました。
    白き衣の会もどこかに消え去り、DLCで訪れなかったマップの生存者のその後は語られず。
    本編で1番付き添った佳苗も、DLCにはほぼ登場しませんでした(名前のみ)。

良い部分も勿論ありますが、マイナスイメージがつきかねない内容になってしまいました…。
しかし普段は飽き性で、面白いゲームじゃないと長い時間出来ない性分なのですが、このゲームは時間も忘れてずっとやっていました。
ストーリーをあまり気にしないのであれば、ゲーム自体は凄く楽しいです。

飛ばし気味でやっていたのですが、かなり迷子になった部分もあるので本編総プレイ時間は12時間程度です。
追加シナリオもやるのであれば、あと2時間程長くなります。

PS4版でやったのでDLCは買いましたが、Switch版は全部入っているようです。
ただ画質の劣化具合はさすが携帯機だと言わざるを得ない程らしいので、お好みの方でプレイしてみては如何でしょうか?




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