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2月11日「建国記念の日」

今回は「建国記念の日」についてご紹介します。

まず間違いやすいのが「建国記念日」ではなく「建国記念の日」ということ。

建国記念の日とは1966年に制定された国民の祝日の一つです。

初代天皇・神武天皇が即位した日です。

神武天皇

そして、奈良県にある、橿原(かしはら)神宮で即位の礼を行いました。
橿原神宮のHPには以下のように紹介されています。

「建国の聖地・橿原。 ここから日本という国がはじまりました。

 日本最古の正史ともされる『日本書紀』において、日本建国の地と記された橿原。天照大神〈あまてらすおおかみ〉の子孫である神日本磐余彦火火出見天皇〈かむやまといわれひこほほでみのすめらみこと/※後の神武天皇〉が、豊かで平和な国づくりをめざして、九州高千穂の宮から東に向かい、想像を絶する苦難を乗り越え、畝傍山〈うねびやま〉東南の麓に橿原宮を創建されました。

第一代天皇として即位されたのが紀元元年、今からおよそ2,680余年前のことです。

日本の歴史と文化の発祥の地でもある橿原は、日本の原点ともいえるでしょう。

神武天皇は、天照大神〈あまてらすおおみかみ〉の御孫・瓊瓊杵尊〈ににぎのみこと〉の三代目にあたり、「神日本磐余彦火火出見天皇〈かむやまといわれひこほほでみのすめらみこと〉」と申し上げます。

 媛蹈韛五十鈴媛皇后は、事代主神〈ことしろぬしのかみ〉と玉櫛媛との間にお生まれになった方です。

※事代主神は、『古事記』では大物主神〈おおものぬしのかみ〉にあたる方です」

以上、橿原神宮のHPより引用

神武天皇は「古事記」「日本書紀」の登場人物である、日本の初代天皇です。
戦前の昭和23年までは「紀元節」という祝日でしたが、戦後の昭和41年からは「建国をしのび、国を愛する心を養う。」として昭和41年に制定されて祝日となりました。神話により、神武天皇が即位した日を日本の起源としているのです。

この国ができたことに思いを馳せて、日本を大切に思う気持ちを養う日という意味がある日となります。

祝日なので、学校はお休みですが以下のポイントを子どもに話すと分かりやすいでしょう。


ポイント①

初代天皇・神武天皇が奈良県の橿原(かしはら)神宮で即位したとされる日

ポイント②

「建国をしのび、国を愛する心を養う」とあるように、日本という国ができたことに思いをはせて、国を大切に思う気持ちを養う日であること。

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