投資戦略と実践経過を書き留めるブログ


なんのブログ?

自分なりに考えた投資戦略を考え、実践し始めました。
このブログはその実証実験の経過報告です。
頭の整理のため、そして後で反省できるように、戦略とそれを実践している経過を書き留めていきます。
最初のブログなので、まずは投資の戦略について整理します。

戦略=順張り分散デイリートレード

順張り?分散?デイリートレード?

順張り:
相場の流れに乗って売買することです。つまり、上がっている銘柄を買います。
分散:
複数の銘柄を買ってリスクヘッジします。
デイリートレード

今作った熟語です。デイトレードとは違います。
デイリートレードでは、「売り or 買い or キープ」の判断を毎日一回行い実行します。
デイトレードのように1日に何度も売買することはありません。

キーポイント

この投資戦略のポイントは次の2つです。

  1. 順張り投資・分散投資のための仕組みを提供することで、感情の影響を最小化し、一定の論理に基づく投資判断を機械的に実行できるようになる。

  2. チャート予測の精度を中長期的に向上させる仕組みを提供する。

  3. デイリートレードによる時間効率向上、および精神衛生面の好影響。

前提条件

今回紹介する戦略を実行する上で、次の前提条件があります。
これらに当てはまる人にはこのブログの情報に価値があるかもしれません。

  • 毎日の取引時間の終わり際、最低15分を株のウォッチ&売買に使える

  • 複数銘柄に分散投資できる程度に資金がある (できれば200万円以上)

  • 定期的に銘柄を探して監視銘柄の構成をアップデートし続けられる (毎週 or 隔週)

投資ステップ

以下のステップを繰り返します。

  1. 上昇銘柄をピックアップ

  2. 1の中から選りすぐりの数銘柄に分散投資する。この際に損切り (=利確) 条件を事前に設定する。

  3. 毎日取引終了間際に株価やチャートをチェックし、以下のいずれかを行う。

    1. 売却:保有銘柄に設定した損切り(=利確)条件が満たされた場合。

    2. 購入:資金に余裕が生まれた場合、1で探した銘柄から新たに購入。

    3. キープ:保有銘柄順調に推移している場合など。

  4. 毎日取引終了後、損切り (=利確) 条件を見直す。

  5. 翌日以降、3の結果が正しかったのか振り返り、次の銘柄選定・損切り条件設定にフィードバックする。

リスク

当然この投資法にもリスクがあります。それを最小化するための戦略もセットで必要です。

リスク1:上がると思ったのに暴落

当然暴落に直面する可能性があり、最大のリスクです。対策としては、銘柄を分散して投資しましょう。
許容できるリスクに合わせて銘柄を分散させてください。
また、銘柄の選定基準が間違っていた可能性があるので、基準を見直しましょう。

例:500万円投資していて、一銘柄の暴落により15万円以上減ったら辛い。
想定ケース:買っている一銘柄が1日で15%下落してしまう

1銘柄あたりの投資金額を100万円以下に抑える。
100万円×15% = 15万円
損切りしたら、新しい許容リスクを設定。

リスク2:上がると思ったのに横ばい

下がっていなくても、上がっていなければそれはリスクです。
銘柄の選定を間違えた可能性があります。選定基準を見直して他の上昇銘柄に乗り換えましょう。横ばいを損切りの条件に加えておくことが重要です。

リスク3:用事などで損切りすべき日に売買ができない

事前にわかっている場合は現金化、またはオルカンETFなどの比較的安全な資産に移しましょう。
負けないことが最重要で、たとえ放置して儲かったとして、それはただの運です。
予測できない突発の用事がありえる人は、許容できるリスクに応じた分散投資をしておきましょう。(リスク1の対策と同じ)

ルール

以下のルールを絶対に守ります。

1:株を売買できるのは14時半〜15時だけ

日足チャートをメインに翌日以降の需給を予測するため、1日のロウソクの形状が大体決まる終わり際であるほど有利になります。
逆に14時半より前には日足はまだ読めないので、この投資法の対象外です。

2:損切り(=利確)ラインは買う前に設定し、購入後は毎日見直す

銘柄ごとに、損切り(=利確)条件を決めてから買います。
購入後は、保有株の損切りラインを毎日見直す必要があります。
大きく勝って細かく負けることを意識した損切り条件を設定しましょう。

4:損切り(=利確)ラインの変更は取引時間外のみ可能

冷静な取引を行うため、場中に損切り条件の変更はできません。
どんなに納得ができなくても事前に設定した損切り条件が満たされた場合は機械的に実行しましょう。

5:損切り(=利確)ライン上げはOKだが下げはNG。

条件の見直しは毎日行い、必要に応じて条件を上げます。
例えば、株価が上昇したのでラインを上げる、などです。
条件を下げたくなったら、一旦売って冷静になります。

6:損切り(=利確)ラインの設定/更新の際は必ず理由を言語化して残す

チャートの予想精度を継続的に向上させることがこの投資法の重要なポイントです。そのために、過去の自分の予想を振り返って評価する必要があります。

7:売却後、銘柄選定と損切り(=利確)条件の設定の妥当性を評価する

チャート予想の精度向上がこの投資手法の肝の一つです。以下のフィードバックループを回します。

チャートを予想する

損切り条件を設定して購入する

損切り(=利確)条件を日々見直す

損切り(or 利確)される

銘柄選定および損切り(=利確)条件が妥当だったか評価する
改善点を言語化する

チャートを予想する・・・(以下繰り返し)

8:上昇銘柄のストックは定期的に最新化する。

いつ今持っている銘柄の上昇が止まるか分かりません。乗り継ぎ先は常に用意しておきます。
波が来ている銘柄を(できれば)毎週チェックして監視リストを更新します。

絶対に儲かる?

いいえ。この手法が提供するのは、上に書いたとおり順張り分散投資のためのフレームワークです。
なので、順張り投資がそもそも無理ゲーな場合は成立しません。
例えば、すべての銘柄が横ばいの場合、順張りをする対象がいなくなって何もできません。

おわりに

今回は最近開発した投資戦略について紹介しました。
この戦略をもとに株取引を実施中です。今のところいい感じですが、どうなるかわかりません。
次回以降このブログで発信していこうと思います。お楽しみに。

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