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繁忙期と闘う

こんにちは、あめです。

11月1日という、世間的に見ればかなりイレギュラーなタイミングで社会人になった。8月にイギリスを出国してからは、ずっと慌ただしい生活を送っていた。9月こそ実家で少しゆっくりできたけれども、10月には東京に新居を構え、転出届の提出など諸々の手続き、家具の購入、インフラの契約…などなど、新生活の準備に追われた。

そして、もうすぐ社会人になって3ヵ月が経つ。
私が勤めているのはふわっというと外資系のプロフェッショナルファーム。業界でいえば、会計・税務関係だ。そして、この業界といえば定番なのだが、繁忙期は決まって冬から春にかけて。3/.15の確定申告や、4月の新しい会計シーズンの準備に追われるからだ。

11月入社なのも、「ビジーシーズン」と呼ばれる繁忙期を早いうちから経験したほうがいい、という考えのもとだった。一般的な企業が4月入社-翌年の3月末のビジネスシーズンを通して1年と数えるのに対し、この業界では、「何回ビジーシーズン(12-3月)を経験したか」という指標で年数が計られる。
例えば、2023年11月入社の私と、同年4月入社の方は、入社歴は半年以上の差があるものの、「ビジーシーズンを経験した回数」は等しいので、同期という扱いになる。

1か月目は研修ばかりだったので比較的楽だったのだが、2か月目からはいきなり激務に揉まれることになった。まだ入社したてなので、作業が遅かったり、修正点が多いのも事実だが、それでも、タスクに取り組んでも取り組んでも、全く終わる兆しを見せないのだ。在宅勤務が全面的に許可されているので移動時間がなく、睡眠時間こそ確保できているけれど、これが毎日通勤しなくてはいけない時代だったら…と思うとぞっとする。コロナウィルスの拡大を契機に全面的に在宅に切り替わったそうだが、それ以前は紙ベースでの仕事が多く、みんな終電近くまで残っていたそうだ。その時代に仕事していたとしたら、恐らく今頃には離職していたと思う。

新卒なのにいきなり繁忙期に放り込まれて、いや無茶な…という感じなのだが、それでも働いている人はみんないい人だし、日々専門性が磨けている感じがして、学びは多い。ぎりぎりの状態ではあるが、耐えられている。
昨日にも、なんとか仕事を納めることができた。11月からここまで、ほとんどノンストップで稼働し続けていたので、少しでも休息できることに対してホッとする。
ただ、1月からいよいよ忙しさが本格化するらしいので、年末年始休暇はできるだけたくさん休んで、栄養を蓄えておかねば。

正念場であると言われる1-3月上旬を乗り切った先に、どんな未来が待っているのだろう。その先にある景色を知るために、今はひたすら目の前の仕事に取り組もう。


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