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人類はAIというピストルを手に入れた

こんにちは。あまねこです。

VRChatというメタバースで写真家として活動しています。

表題について、やや過激な表現になりましたが、使っているうちに実感がふつふつと湧いてきたので、日記感覚で書いてみようと思います。

AIとは?

AIと書くととても抽象的なのですが、調べてみるとこのような解説が出てきました

AIは”Artificial Intelligence”の略称で、直訳するとArtificial = 人工的な・Intelligence = 知能の意味という意味です。 日本では一般的に人工知能とも呼ばれていて、多くの場合、コンピュータの活用によって実現されています。

AI(人工知能)とは一体?わかりやすく特徴や機能を解説!

これだとよく分かりませんが、調べているうちにわかったことは

・とにかく大量の情報をインプットする
・インプットした情報を複雑に組み合わせて理解を深める
・入力した情報に”適切っぽい情報”を出力する

ということみたいです。まだよくわからん。

もうすこし細かくして、今話題になっているチャットAIと画像AIについて書いてみます。

チャットAIとは?

様々なメディアやSNSで話題になっているので説明する必要はないかもしれませんが、念のため書いておきます。

人間的な会話の成立を目指した人工知能に類するコンピュータプログラムである。

Wikipedia"人口無能"

つまり、質問、相談、提案など人間側がAIに言葉を送ると、その返事が返ってくるシステムのことですね。

作品で例えると、ドラえもんでしょうか。

ChatGPTに聞いてみるとこのような答えが返ってきました

ChatAI(チャットAI)は、人工知能(AI)を活用したチャットボットの一種です。これは、人間と会話を行うことができるプログラムで、以下のような特徴があります。

自然言語処理(NLP): これは、AIが人間の言語を理解し、適切な回答を生成するための技術です。自然言語処理を使用することで、ChatAIはユーザーからの質問や要求に対して適切な返答を行うことができます。

学習能力: ChatAIは、大量のテキストデータを学習して知識を蓄積し、新しい情報に対応できるようになります。これにより、ユーザーからのさまざまな質問に対して適切な回答ができるようになります。

対話型インターフェース: ユーザーは、テキストや音声でChatAIと会話することができます。これにより、インタラクティブな情報交換が可能になります。

さまざまな用途: ChatAIは、カスタマーサポート、情報検索、エンターテイメント、教育など、多くの分野で活用されています。

例えば、この会話では、私はOpenAIによって開発されたGPT-4というAIモデルを使用しています。GPT-4は、インターネット上の多くのテキストデータを学習し、あなたとの会話に適切な回答を提供することができます。ただし、私の知識は2021年9月までの情報がベースであり、それ以降の情報はわかりません。

ChatAIを使うことで、初心者でも簡単に情報を得たり、質問に答えてもらったりすることができます。ただし、AIは完璧ではないため、時には正確でない情報や誤解を招く回答をすることもあります。そのため、重要な情報については、必ず複数の信頼性のある情報源を確認してください。

ChatGPT-4

画像生成AIとは?

人工知能アート(じんこうちのうアート、Artificial intelligence art)またはAIアート(えーあいアート)は、人工知能を利用して制作された絵画作品を指す。

また、AIアートを生成する人工知能は画像生成AIと呼ばれる

Wikipedia”人工知能アート”

これも良く分からないのでChatGPTに聞いてみました

画像生成AIは、人工知能(AI)技術を用いて新しい画像を生成するプログラムです。この技術は、主に以下のような特徴があります。

深層学習: 画像生成AIは、深層学習と呼ばれる技術を使用しています。これは、大量のデータを学習することで、AIが高度な特徴やパターンを理解し、新しい画像を生成できるようになります。

ジェネレーティブ・アドバーサリアル・ネットワーク(GAN): これは、画像生成AIの一般的な手法で、生成器(Generator)と識別器(Discriminator)と呼ばれる2つのニューラルネットワークが競合するように学習します。生成器は、よりリアルな画像を生成しようと試み、一方識別器は、生成された画像が本物か偽物かを判断します。この相互作用により、生成器は徐々にリアルな画像を生成する能力を向上させます。

用途: 画像生成AIは、さまざまな用途で利用されています。例えば、アートやデザイン、広告、映画やゲームのビジュアルエフェクト、データ拡張などがあります。

制約と課題: 画像生成AIは便利ですが、いくつかの制約や課題があります。例えば、生成された画像の著作権や倫理的な問題、またはAIが意図しない不適切な画像を生成する可能性があります。これらの問題に対処するため、適切なガイドラインや制約を設けることが重要です。

初心者が画像生成AIを利用する際には、まず既存のプラットフォームやアプリケーションを使用して、簡単な画像生成を試してみることがおすすめです。これにより、AIが生成する画像の質感やスタイルを理解し、より高度な利用法に進むことができます。ただし、AI生成画像の使用には、著作権や倫理的な問題に注意してください。

ChatGPT-4

これでもよく分かりませんが、代表的な画像生成AIを使うと、このような画像が出力されます。


midjourney
NovelAI

とまあ、このような感じで素敵なイラストが生成できるわけです。

AIツールはピストル

ようやく本題。僕が使ったり、ほかの人がAIツールを使った感想を見ていると「AIツールを使うたびにピストルを一発撃っているな」と思うようになりました。

以前「良質な人間関係の作り方」についてChatGPTに聞いたことがあります。

Q.良質な人間関係を作るために大切なことを教えてください

A.良質な人間関係を作るためには、以下のことが重要です:

コミュニケーションを大切にする:相手の気持ちや考えを尊重し、適切な言葉遣いや表現方法でコミュニケーションをとることが重要です。また、自分自身も相手に対して適切な情報を伝えるようにしましょう。

共感する:相手の立場になって考え、感情を理解することが重要です。相手の意見や考え方に共感することで、より深い関係を築くことができます。

相手を尊重する:相手の人格や人生観を尊重し、批判的な態度を避けることが大切です。また、相手を否定せず、肯定的なフィードバックを与えることも良い関係を築くために必要な要素です。

時間をかける:良い関係を築くには時間が必要です。相手と定期的に会い、コミュニケーションをとることで関係を深めることができます。

誠実である:自分自身が誠実であることが、良い関係を築くための基本です。嘘をつかず、約束を守ることで相手から信頼を得ることができます。

適切な境界線を設定する:良い関係を築くためには、適切な境界線を設定することも重要です。自分自身の価値観や意見を尊重し、相手に自分自身を無理に合わせようとしないことが大切です。

以上が、良質な人間関係を作るために大切なことです。相手との関係を築くには、これらの要素を実践することが重要です。

僕は現在、社会復帰が出来ておらず、メンタルが非常に弱い状態なので、そのことを伝えた上で良質な人間関係が作れるのか聞いてみました

Q.私は仕事の影響でうつ病を患い、コミュニケーションが十分に取れない状態です。
具体的には、人数が多い場所にいると極端に疲れたり、喋ることが出来なくなったのちにひどく疲れ、数日間寝ないと回復しない状態です。

そのような状態で良質な人間関係を作ることはできると思いますか?

A.うつ病の症状がある場合、コミュニケーションに支障をきたすことは十分に理解できます。それでも、良質な人間関係を築くことができます。

まず、周りの人に正直に自分の状況を伝えることが大切です。自分の状況を理解してくれる人もいるかもしれません。また、うつ病は身体的な疲れを伴うため、自分の体調を大切にすることも重要です。周りの人に自分の体調が悪いことを伝え、一時的に距離を置いてもらうことも必要かもしれません。

さらに、コミュニケーションに苦手意識を持っている場合には、コミュニケーションの方法を工夫することも可能です。例えば、一対一で会話をすることや、メールやチャットなど、非対面でコミュニケーションをとる方法を採用することができます。

良質な人間関係を築くためには、相手に自分自身を理解してもらうことが大切です。うつ病に苦しんでいることを周りの人に伝え、自分自身ができることを工夫しながら、少しずつ関係を深めていくことが必要です。

さらに「僕の状態を分かってくれない場合はどうすればいいですか?」と聞きました

Q.もし、私の症状と状況を理解してくれない場合はどうすればいいですか?

A.うつ病の症状は、外部からは見えにくいものであるため、周りの人に理解してもらうことが簡単ではありません。そのような状況で、理解してもらえない場合は、以下のようなアプローチが考えられます。

まず、自分自身を守ることが大切です。うつ病の症状は身体的な疲れを伴うことが多く、自分の体調を優先する必要があります。自分自身を無理してまで、理解してもらおうとすることは避けましょう。

また、周りの人に自分の状況を伝えることが大切です。理解してもらえない場合には、うつ病についての情報を提供することも有効です。うつ病についての書籍やウェブサイトなどから、周りの人に理解してもらえるような情報を収集してみることも良いでしょう。

もし、周りの人に自分の状況を理解してもらえない場合には、専門家の支援を受けることも検討してみてください。うつ病に特化したカウンセリングや治療を提供する専門家は、あなたの状況を正確に理解し、適切なサポートを提供してくれます。

最後に、うつ病の症状は時間とともに改善することがあります。継続的な治療やサポートを受けながら、自分自身を守りながら、少しずつ状況が改善していくことを目指しましょう。

とまあ、このように答えてくれました。

僕が感動したのは、適切な答えが返ってきてくれたことではなく、自分の悩みを文章化してAIが共感してくれたように感じたことです。

それと同時に、従来であれば精神科医に相談するような内容をAIに相談したことにより、お医者さんの仕事を一つ減らしたという事実も、僕の中に衝撃が走りました。

プログラマはもっとやばそう

ChatGPTの本領のひとつに「適切なコードを作ることが出来る」というものがあります。

これが結構やばくて、エンジニアクラスの人が「数か月の工数をかけてきた作業が数時間で終わった」という事実に感動しつつも、それ以上に「自分が積み上げてきたものは一体何なんだ」と絶望している人をSNSで見かけます。

そして、qiitaというノウハウ共有を中心とした投稿サイトでこのような記事を見かけました

歴史を鑑みても、ロボットや自動化技術が専門職や職人を置き換えてきた事実がありますが、いざ自分の身に降りかかると、いや〜な気持ちになります。嬉しい!って感情もあるのですが、寂しさもあります。研鑽を積み重ねたり、勉強をメッチャ頑張った末にたどり着いた場所でそれが起きるのはつらいことです。

AIの進歩とつらみについて

つまり、AIツールを使うことで、知らないうちにピストルの銃口が誰かに向かい仕事を消していく、自分のために使ったとしても、知らないうちに自分自身に銃口を向けていた。ということが起きているわけです。

画像生成AIが生まれたことで、パッケージイラストをAIに全面的に任せる人が増えました。成人向け作品では顕著です。

チャットAIが生まれたことで、メンタルが弱っている僕は、AIに面談する回数が増えて、相対的にお医者さんに相談する回数が減りました。

チャットAIが生まれたことで、プログラマやエンジニアの作業が急減し、楽になったと同時に積み上げてきた努力を信じることが出来なくなった人が出てきました。

僕たちにはAIを活用する以外の選択肢は存在しなくなっているのですが、同時にAIという名のピストルを撃ち続ける行為も止められない。

せめて「ピストルを向ける方向だけは自分で決めるようにしないと」と思うわけでした。

おしまい。

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