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環境計量士(濃度関係)環化を攻略してみる そにょ2 傾向と対策(ちょっとまて! そんな そうびじゃ あぶないぞ! )

3年間の傾向

環境計量士(濃度関係)環化攻略について、範囲も広いしいろんな問題でるのでどうしたものかと考えたので、まずは出題範囲調べてみました。とりあえず入手できた過去の状況です。(2021.4.3補記・微修正 最新のデータに更新しました)

作業用

出題の割合

みていると、法規は毎年かわんない。化学は変動はありますが基礎化学的な中身が5~6題、物理化学と有機化学が4~7題、無機化学がのこりって感じでした。なお、個人的にはH22~25あたりがものすごく難しかったイメージがあります。正直、下で紹介したベーシックなテキストの範囲外問題がでて、対処するために難しめの教科書も勉強していました。(なお、このあたりの年度の問題は過去問演習でも後の方の力試しに残しておいてもよいのではと思います。)

基礎化学・物理化学対策

基礎化学については、高校レベルのことが身についている前提となります。それをふまえ、基礎化学に関してはじつは市販の物理化学のテキストに大体載っています。さすがにアトキンス物理化学(上)や生命科学系のための物理化学あたりをいきなり使うとしんどいですが生命科学系のほうなら割とわかりやすいので得意なら。やさしめのテキストはしっかりやっておいて損はないと思います。(とはいえ、特にアトキンスに関しては辞書替わりにもっておいて損はないです)

個人的には、大学の時にいたラボに生えてて読んでたらさすがにもうちょっと難しい本を読めと教官にドヤサレタベーシック物理化学(一応買い上げ調査中)あたりをしっかりやりこむ、過去問演習の時に辞書替わりにアトキンス物理化学を使うというのでどうかなと思います。あ、大学の時に買った教科書残してたらそれつかってもいいと思います。ただし挫折してるならベーシックまでもどりませう。とはいえ時間あるならアトキンス取り組むその意気込みは買いますワタシ。

有機化学対策

ここ数年はベーシック有機化学の範疇の問題が多いので、基本はこれの演習問題も含めしっかり解いてやりこむ感じでいかがでしょうか。ただし、過去は明らかにベーシック有機化学の知識では無理な問題がちょくちょくみられましたので、マクマリーもあります)、ハート基礎有機化学あたりの有名どころの教科書を辞書替わりに持っておいてはいかがでしょうか。

無機化学対策

正直、決定打はないです。個人的には物理化学のテキストで対応できない問題は試験のことを考えれば無視か感覚でおかしいと判断していけばよいのではないかと考えています。余裕があるなら辞書替わりの本を書店で探す、くらいでよいと思います。

小ネタ

ベーシックシリーズの姉妹本に「ベーシック電気化学」がありますがこれは全然ベーシックじゃなくてこれしっかりやったらかなりのレベルに到達できます。というかそれ系のラボの酒のつまみに十分なる本です。

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