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チョイ足し改造でバード&シスター
ヘイ!ブラザー♪
今回は毎度お馴染みの素材やメタル製アクセサリーパーツを使って自分好みのミニチュアにすべくチョイ足しの改造をやっちゃいマス^^
先ずはバードのエルフ耳
先ずバードのミニチュアについてなんだけどリーパーミニチュアのサイトを観ると「笛を吹く女吟遊詩人」の種族は人間って事らしいけどハーフエルフのバードにしたいと思ったから見た目にエルフ的な特徴が必要だったノネ。
で、最初はスゴク久し振りにグリーンスタッフを使っで造形するかと思ったんだけど我が家の15年モノのグリーンは練っても練っても柔らくならずに小さな耳の形を造るなんて無理だったから毎度の板鉛でエルフ耳を造形。
まぁコレだけだとエルフかハーフエルフか微妙?いやいや、元が人間のミニチュアだけにスレンダーなエルフには在り得ないシルエットで問題ナシ!
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この後の小細工もあってエルフ耳は右側ひとつだけで充分なので元々の造形の髪を結った境目っぽい場所に慎重にピンセットで運び瞬間接着剤で髪の毛のモールドを埋めてしまわないよう細心の注意を払って接着しましたヨ。
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完全に硬化してから更にリューターやケガキ針のヘリを使って整形作業もやってマスヨ。
髭親父がリーパーのミニチュアを触るのって20年近く前に趣味人仲間達と一緒に遊んだD&D3版のキャンペーン的なサムシングでNPCとして登場させたダークヘブンレジェンズのメタル製ミニチュアを作って以来カナ?
当時ゲットしたダークエルフのクロスボウや人間のパラディンと既視感のある「笛を吹く女吟遊詩人」は調べてみたらデザイナーが同じだったっぽいから髭親父がワーナー・クロックの造形を好きなのは昔からなのカモネ^^
チャームポイントを隠さないよう拘りの角度
エルフ耳は無事に固定出来たしエルフでは在り得ないシルエットなんだから充分にハーフエルフとして通用はするんだけど、コレだけで終わるんじゃ芸が無いからハーミットイン商店の「漢たちのシルバニア」レンジからゲットした「小物セット(12種)」から2つ入っている羽根付き帽子の小さい方を少々あざと可愛い感じで左耳を隠すように斜めに被せてみたのデスヨ。
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メタル製小物だと思うんだけどバードと言えば羽根付き帽子ってイメージだから採用したノネ。
裏側に窪みがあったけど其のままだと被せた時に浅すぎるから頭の形に合わせて削り込んでマス。
あと注意したのは髭親父的に此のミニチュアの大切なチャームポイントとも言える「短い髪を二つに束ねたおさげ髪」に干渉しない角度を何度も確かめてから羽根付き帽子を固定してマスヨ。
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バランス調整の為の弦楽器
バスト&ヒップに比べて細身の腰廻りが頭に羽根付き帽子を被せた事で若干のアンバランスを生じると予想していたので既に楽器は横笛を持ってはいるんだけど此方も「小物セット(12種)」に入ってるマンドリン的な弦楽器を背負わせて頭デッカチの高重心を緩和させるべく腰廻りに固定デス。
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最初ギターのジロー的にヘッドを上にしたらビックリなくらいに格好悪かったけど実際に弦楽器を背負うならクルリと廻して即弾けるコノ背負い方が正解だろうしヘッドが下だと格好いいデショ?
更に見た目に説得力を持たせるべく楽器本体にストラップホルダー的なサムシングで真鍮線を打ち込み板鉛でストラップを作って固定してみましたヨ。
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ネックの部分にストラップを付けるとリアルかもしれないけどミニチュア造形的には恰好悪いって言うか間延びするから可能な限り身体のラインにフットするようストラップを巻き付けようと試行錯誤してからマンドリンの固定位置は決めたんだけど僅かな隙間が出来てて塗り辛そうダネ^^;
背が高過ぎ問題?
以前ハーミットインの雑談か何かで聞いたミニチュアサイズの話なんだけど爪先から頭のテッペンまでで測るパターンと眼の位置で測るパターンがあるらしく彼女の場合は爪先から眼の位置までで30ミリ。しかもメタルベースが小高い丘とまでは言わずとも地面から少々かさ高になってる上に羽根付き帽子も追加してるから結構な身長になっちゃっててコリャちとヤバイと感じたのは伴に冒険する男性陣より高身長だと繊細なハーフエルフのバードって設定で男たちよりデカイ大女に見えるのは避けたいと思ったからナノネ。
そこで!メタルベースをガリガリ削って少しでも背を低くすると同時にプラベースのスリットに差し込めるようタグめいた形状を残す方向で研磨開始!
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結果的に3ミリ程度しか背は低く出来なかったし正直タグを削り出す手間は髭親父にはメタル粉の回収とかの理由があるのと盛るより削る方が好きで作業が苦にならないだからやってるのデス^^
自分好みのイメージに変えると言う事
先ず何と言っても素敵なミニチュアを世に送り出してくれたデザイナーへのリスペクトを持った上で更に「コレを付け足したら恰好いいんじゃネ?」的なコンバージョン好き特有?の欲張りな気持ちが抑えられない時には様々な素材やパーツでチョイ足しをやっちゃうんだけど、ことオールドスクールなファンタジーのミニチュアで特に冒険者を意識すると身に付けてる装備品が寂しいとか此の装備を持たせたいとか見た目の説得力?が欲しくなるヨネ?
まぁ髭親父的に注意してるのは個人の主観でしかないにしても元のミニチュアの魅力を損なわず可能なら更に魅力が増すようなコンバージョン。
物語の登場人物に合ったミニチュアが見付からなければ素体を吟味した上で創意工夫しながら改造しちゃおうって言うのが初心の頃から染み付いた癖。
バードに関しては髭親父の中にある「いかにも吟遊詩人」って雰囲気を表現するのにワーナー・クロックがデザインしたリーパーミニチュアが近かったのとダンケルドルフミニチュアに丁度ナイスな羽根付き帽子&マンドリンがあったって幸運が今回のモデリングを開始出来た理由だったりするのデス。
てな訳で元々の姿でも充分に素敵なミニチュアとのビフォーアフター。
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戦う尼さん(バトルシスター)の装備
続いてシスターのミニチュアなんだけど素体にした「書物を読む修道女」のルーシッド・アイと言うメーカーもスティーブ・サレーと言うデザイナーも初めてでゲットする決め手となったのは見紛う事なき修道女の姿が素敵だったのと、丸腰のシスターを冒険者として使うにはドウ改造したら素体の魅力を損なわずに表現出来るか挑戦してみたくなったからで此方もチョイ足しは「漢たちのシルバニア」レンジの「お荷物セット(9種)」の中に入ってるメタル製ハンマーや小袋を観て改造プランが浮かんだモノを使ってマス。
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チョイ足しでもインパクトのある見た目
単純にアクセサリーパーツを貼り付ければOKって訳じゃなくて今回で言うなら立ち姿が格好よく見える大きさと角度へのコダワリってのがありマス。
此のシスターは修道服姿が最大の魅力でありヘタに付け足しても色褪せてしまいそうだけど、例えばシスターが見た目とは不釣り合いな武器を背後から取り出して構えるシチュエーションとかは何某かのメディアで見た事もあったりするし実際「こう言うのが好きなんデショ?」的なのは多々あるヨネ^^
まぁチョイとベタな感じではあるけれど髭親父なりに素体の魅力を損なわず更にインパクトある格好いい立ち姿を目指した答えが両手持ちのハンマー!
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正面から見た時に格好よく映る角度とか長さを熟考してから真鍮線を打ち込み腰に固定。
フルスクラッチとは違う方向の面白味
ミニチュア其の物をパテを捏ねて作り上げる造形師さん的な才能のある方や素体の追加造形をパテで作っちゃえる技量のある方ってホント羨ましい限りで例えばペイント大全の記事にある盾の持ち手部分の革紐を追加造形したりベイルファイアの作品で丸々グリーンスタッフ造形で創り上げたミニチュアを観るとモチのロンで修練の賜物だろけど無から生み出せるのは凄いヨネ。
髭親父は昔からパテを盛って何かを作るのに苦手意識があるし、少々極端な話になるけど昔から慣れ親しんだ毎度お馴染み銅線や板鉛にメタルの削り粉があればパテに頼らないでもモデリングは何とでも出来ちゃってマス。でもコンバージョン用パーツの話になると其の域に達する技量を得る為の修練の結果として、好きにパーツを生み出す事が出来るパテ造形って便利ダヨネ。
まぁ実を言えば自分の描いたイメージに近いアクセサリーを見付けて多少の小細工を施し色んな加工を経て自分が格好いいと思えるパーツを作り上げるのは、ミニチュアとは別のコストが発生するけど使えそうなパーツとの巡り逢いとか(コレ使えそうだから確保!みたいなノリも含めて)数々の制約の中で自らの技量を最大限に生かしつつ創意工夫で作る面白みがあるのヨネ^^
てな訳で組み上げた戦う尼僧版「書物を読む修道女」のビフォーアフター。
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スカートの中がムク状態で掘り込むか迷ったけど今回はムクのままペイントで対応デスナ^^;
いやはや、今回もナカナカの長文になっちゃってるけど小物パーツとの出逢いから生まれるコンバージョンの面白みを伝えたくなっちゃって色々と書き綴ってしまいましたが最後まで読んで頂きホントお疲れ様デシタ^^
ではでは皆さん、エンジョイ!オールドスクールファンタジーミニチュア♪
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