クラウドファンディングを始めるということは

団体を運営しているときに、クラウドファンディングを始めようとしたことがあります。

そのときに、ある医療者の方から、お金はもっと足りないところへ、もっと困っている人はもっといる、といったようなことを言われて、準備はしていたものの、反対されてできなかった、ということがありました。

それっきり、自分のやっていることは、クラウドファンディング向きじゃないんだな、というふうに思ってきて、お金がなくて活動が回らなくて困ったときも、それだけはしちゃいけないか、という感じで距離をとってきました。

でもその後何年も何年も経って、世の中がだいぶクラウドファンディングというものに馴染んできて、自分の周囲にいる医療系の団体の方々とかも次々とやってらっしゃる様子のときに、ふとあのとき反対された方がクラウドファンディングをされているのを見かけました。

そのとき、あ、もういいのかって、もうやっていい時期なんだなって思いました。

これは、もうだいぶ最近の話。

でもそれでも、やっぱりちょっとトラウマがあったかな。

形にするにあたりお金がないとできないことはいくつかあって、都度、助成金を申請したりしてきたのですが、それでもそのままにしてしまったものもいくつかあります。

今度はちゃんとまとめよう、という気持ちと
あと、やはりコロナ禍でわかった、心のこと、そのことも含めていこうと思います。

この半年以上に及ぶ七転八倒も決して無駄ではなかった、かな。

今までのコンテンツに心も加えて、そして、プロによる見た目にもこだわったものを世の中に届けたいと思います。

小さな子を育てる方が少しでも見てよかった、これがあってよかった、とそう思っていただけるようなものです。

今週中には審査に出して、降りるかどうかはまだ先の話かもしれませんが、いまそんなところにいます。

そして、活動を共にしてきた方々が、応援するよ、と温かいメッセージを次々とくださって、やっぱりそれが本当に心底嬉しかったりします。

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