商売人気質

今朝、このお題を解いたり、またこのお題をくれた方のひとりとやり取りをしていて

私が「相手の受け取る量はどのくらいあるのか」「どのくらいのスペースなのか」「どのくらい必要としているのか」それをすごく気にする。見定めたい人だということが改めてわかった。それは物もだし、気持ちも。

でもそれが、何か立派な能力だと言いたいわけでは全くない。

なぜそこをこんなにも気にするのか、と話していて、市場育ちだからでは、という指摘をされた。ハッとした。

それだわ。

毎朝3時から、全国各地から山ほど届く荷物。それをきっちり仕分けして、見事に倉庫に収めて、その後相手先の要望にそって、商品を出していく。そういう商売。そういう親の元で育った。山ほど届くのが当たり前の毎日、それをどう仕分けるのか、どう配分するのか、が日常。

相手の要望を見誤ることなんて、仕事上あり得ないし、これが必要ではないか、あんなのも欲しいのではないかと想像して提案して出していく。

私は商売を継いだわけではないのに。子ども達にも「家族でたまご屋やってないのママだけだね」って言われているのに。そうだ。それなのに。

これは商売人気質だわ。
病院のキャパが気になって、段ボール何個なら大丈夫か気にして確認してから配送したり、それはただの配送業気質だって気付きました。

なんか気付いたら笑っちゃって。
こんなにも、こんなにも、当たり前に染みついている。

どうして手を借りたり、上手に手を貸したりできるの?って聞かれた時もやっぱり商売が関係しているかなって思ったのだけれど、配送業も関係していただなんて笑ってしまう。

私はサラリーマン家庭だったら当たり前に身についている何か、がきっと身についていないんだな。そのかわり、常に今日が五十日(ごとうび⇒5日・10日・15日・20日・25日・月末)かどうかが気になる、というそんな私が出来上がったのだ。受け取り手はほとんど気にならない送料がめちゃくちゃ気になるのも(無料だから良い、というわけではない)、また配送業気質なのだろう。

本当に面白い。

まあ、こんなこと書いていること親にわかったら、その割に、売るのも営業も全然上手じゃないと笑われちゃうやね。気質なだけって。

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