スクラムフェス仙台2023運営ハイライト #scrumsendai
こんにちは。天野です。
8/25-26で第二回目となるスクラムフェス仙台2023を開催しました。昨年に引き続き、実行委員会の代表としてイベントを主催しました。
運営の視点から、準備・当日のハイライトを紹介します。
新メンバーがジョイン
今年は、昨年参加者として来てくれたメンバーが数名実行委員会に加わってくれて、一気に増強されました。熱量のあるメンバーが参加してくれたことで、すくすくスクラム仙台も再始動することができました。毎月のコミュニティイベントを一緒に運営しながら、スクラムフェス仙台の企画も進めました。
全体としては去年のやり方を踏襲しつつ、グッズのデザイン・製作から当日の運営まで、新メンバーが積極的に関わってくれたおかげで今年も無事に開催することができました。
シャークレくんのキャラが立った
スクラムフェス仙台公式ページに登場するサメのキャラクターは「シャークレくん」といいます。会場のenspaceのコミュニティマネージャー兼イラストレーターとして活動しているりんごさんにデザインしていただきました。
実行委員会新メンバーの活躍により、今年はシャークレくんのキャラが立ち、公式X(Twitter)アカウントで独特の口調で話すようになりました。ちょっとクセになる愛嬌のあるキャラクターです。
各々の情熱が注がれた作成物
今年は最初から自分が「めっちゃ美味しい東北のクラフトビールを出したい」と言っており、それを反映した計画になっていました。
ノベルティの検討時に色々な案を出し、「シャークレくんグラスでビール飲んだらめっちゃ良くない?」と閃いたすーさんがめちゃくちゃ素敵なグラスを作ってくれました。
グラスを作ることになったら今度は遠藤さんが「首からかけるグラスホルダーもあると手が自由に使えて良さそう」と閃き、立食時のグラスの取り回しが便利になりました。
たにさんが作ってくれた2023年版カラーのシャークレくんと、それをあしらったスタッフ・スピーカーTシャツは遊び心たっぷりのデザインになりました。
また、こじまさんはずんだをモチーフにしたネームタグ・ストラップ、会場掲示のポスターなども作ってくれました。どちらも可愛い!
セッショントラックとOST
今年は実行委員会でメイン会場・オンライン会場の2トラックを運営し、RSGTや全国のスクフェスの配信をサポートしている品川アジャイルに追加のオンライン会場を運営してもらい、全3トラックになりました。
昨年での会場の利用状況も踏まえ、今年はセッションと並行してOpan Space Technology (OST)を実施してみることにしました。最初は5階でやり始めたのですが、「やっぱり通りすがりに立ち寄れる場所でワイワイやりたいよね」となり、急遽2階メイン会場の隣の部屋にOST会場を移しました。
会場を移したことで、程よいわいわい感・ふらっと立ち寄れる・飲み物にアクセスしやすいなどの色々な要素が良い具合にはまり、めちゃくちゃ良くなったと思います。どのテーブルもすごく盛り上がっていました。
一方、オンラインのOSTも準備していましたが参加者なしで未開催となりました。事前案内の不足・オンライン参加者人数・他セッションやオフラインOSTとの分散など原因は考えられますが、ここから学んで来年に活かしたいと思います。
情熱をとってランチを諦める
ビールの手配やグッズ製作など、各自のやりたいことをバックログにして上から予算を割り当てた結果、今年は2日目のランチ(弁当)はなしとしました。
初日の飲食費を削ったり、グラスの製作を諦めたり、スタッフTシャツをなしにするなどの調整案もありましたが、実行委員としてかける情熱がどれもランチを上回っていたので、ランチを削る判断をしました。
ただし、参加者をランチ難民にしてしまわないよう、周辺のランチ情報を共有することにしました。これをエイミさんがパパッとGoogleマップにまとめてくれて、見やすく共有できました。
1階交流スペース
1階は、昨年と同様スポンサーブースと各セッションを視聴できるモニター&スピーカーが配置されていました。今年異なった点は、enspaceの内装レイアウト変更で最大8人ほど座れるボックス席がいくつか置かれたことです。
この席で参加者同士がゆったり腰を据えて交流することができ、とても良かったです。けっこう大きいボックスなので、参加者が少しずつ入れ替わっていくのがギャザリング感ありました。
enspaceスタッフのコミットメントがすごい
スクラムフェス仙台の特徴のひとつは、会場のenspaceのスタッフが実行委員会とワンチームになって当日一緒に運営に参加することです。今年もコミュニティマネージャーとインターン生数名が参加してくれました。
スクラムフェスはほとんど指示なく自己組織化したスタッフで運営されるカンファレンスなので、常に現場判断が発生します。このような特性を理解し、現場判断力の高いメンバーが当日参加してくれます。
おかげで、実行委員会と品川アジャイルに加えて、会場の設備や備品に習熟した熟練スタッフが5名くらいいる状態で運営されることになり、現場対応力がめちゃくちゃ高くなります。本当にありがたいです。
チームで楽しみながら学習する
スクラムフェス仙台というカンファレンスを2年間運営してみて、面白いことに気づきました。運営を通じて、メンバーの考え方や振る舞いがどんどん変化することです。
あーなるほど、同じイベントを同じようにやるわけではなく、協力して変化に対応しながら、お互いに影響を与え合い学習する営みなのだと思いました。きっと自分もたくさん変わっているはずです。
こんなに面白い活動を、2年で終わりにするなんてもったいない!ということで、来年もやります。今年もたくさんの方にご参加いただきありがとうございました。また来年会いましょう〜。
おつサメー!
ここから先は
ありがとうございます。書籍代に使ったり、僕の周りの人が少し幸せになる使い道を考えたいと思います。