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「ささっとものづくり」のススメ

12/3にみなとみらいで開催されたYOXO FESTIVALに参加しました!

今回は社内の工作クラブで作った「AIお絵描きサービス」を展示しました。
手書きで書いた絵をAIが新しい絵に変換してくれる簡単なサービスで、お子さん達から大盛況でした!

プロダクトアウト or マーケットイン

プロダクトアウトは会社の方針・技術を基準に商品開発すること、
マーケットインは顧客のニーズにそった商品を開発することです。

メーカーに所属していると、今までのものづくりの反省も踏まえてなのか、プロダクトアウトはダメ!という風潮があると感じています。

プロダクトアウトは本当に「ダメ」なのでしょうか

プロダクトアウトで得られるもの

私は両輪で回すことが大切だと考えています。

もちろん、顧客のニーズを知ることはとても重要ですが、まずは作ってみて顧客の反応を見てみることも大切だと改めて感じました。
(開発に2週間以上かかるのはNGだと思っています。あくまでささっと作るのがポイントです!)

作ってみることで、自分たちが考えもしていなかった「価値」に気付かされることがあります。

今回の展示で言うと、絵を書いてもらった後に絵の説明をテキストで書いていただきプロンプトとしてAIに投げていたのですが、プロンプトは英語の方が精度がいいことがわかりました。
なので途中から英語で書いてもらうようにしたのですが、「英語の勉強にも役立ちそうですね〜」というコメントをいただき、作る前には思いもよらない価値が見つかった!と思いました。

また、お子さんの様子を見ている親御さんからAIについて聞かれることがとても多かったです。
すぐに購入につながることは難しいかもしれませんが、「そういえばあのメーカーデバイスだけじゃなくてAIもやってたなあ」というように、マーケティングで言う「想起」につながることは大いにあると思います。

自分のモチベーションを高めよう!

ささっと作ったものを見てもらうことで、自分自身のモチベーションを上げることにもつながります。

顧客のニーズを掴むのはとても大切なことですが、厳しい意見を立て続けにもらうこともあり、モチベーションを保ち続けることが難しい瞬間があります。

そんな時に自分が作ったもので驚いていたり喜んでいたりする様子を見ると、純粋に嬉しいなと感じます。

顧客ニーズの探求に行き詰まった時やモチベーションが下がってきた時に是非ささっとものづくりしてみてください!

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