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うつくしく、いとおしくなりたい、とおもった。

がらくた、眼のなかに、むつかしいことなく浮かばせられるのに。木漏れ日みたいに、たゆたっているのに、てのなかから血があふれるだけ。

でも、すこしの星屑たちが、きらきらひかっていて、わたしはそれに、てんしみたいなくちづけをするよ。やくそくを、するよ。


もしも、からはじまる呪文をとなえて、わたしたち、ただずっとみつめて、あいまいをあいするの。
眠れないの、ってわたしがいったら、よるをはじめる合図ね。

どうしてもよわくって、かわいいわたしを、どうかこっそりすきでいて。言葉はつかわずに、ぜいたくに、いるんだよ。ささやかな愛を。

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