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時の移ろい 季節の行事  

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地域の伝統行事や厚洋さんと一緒にやった季節の行事。 そして、移ろっていく美しい自然、愛しい人の愛した我が家の花達の代わりに語りたい
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2021年5月の記事一覧

シジュウカラが喋ってた

シジュウカラが喋ってた

 真愛の目覚めは、小鳥の囀りによってである。最近は朝が早いので、天気の良い日は寝坊ができない。
「はい!朝です。
 起きてください。
 いいお天気ですよ。
 大好きな洗濯物がたくさん干せますよ。
 ほら、起きる!」
 厚洋さんが、真愛を起こしてくれる時は、
「メシ❣️
 食わないの❣️」
と、階下の壁をどんどん叩き、「お父ん」の起こし方だった。
 理想的には、ベッドサイドに座り、「真愛、朝だよ。起

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皐月の鯉の吹き流し

皐月の鯉の吹き流し

 もうすでに終わってしまったこどもの日。
 何時もの国際交流協会の「日本紹介」の掲示板には、
「皐月の鯉の吹き流し、
 口先だけで、はらわたは無し。」
の言葉を入れた。

 テーマは「風」だった。
 しかし、書いていくうちに、「皐月」と言う「月の別名」を説明しなければならなくなり、厄介な文章になってしまった。

1月 お正月 仲良くする月
2月 着物を更に重ねる寒い月
3月 いよいよ(弥生)草木が

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happy Mothers day

happy Mothers day

 happy mothers day
 息子のお嫁さんから、一番欲しい物を頂いた。「ニャンコのアイマスク」である。
 厚洋さんが亡くなってから、急激に視力が衰え、調べた所白内障と判明。
 暫く点眼薬で進行を遅らせ、免許の更新はできたのだが、さらに黄斑変性が見つかった。
 生活に支障はないが、白内障は眼球が若いうちに手術した方がレンズとの相性が良いという。
 コロナ禍なので悩んでいたが、かかりつけの

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