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素数日

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いつの頃からか覚えていないが、厚洋さんが逝ってからの日数を数えるようになった。このnoteをを始めたのは、一年以上経ってからのこと。 命日だけではなく、記念日も思い出していたが、…
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2023年3月の記事一覧

この道は

この道は

 篠部への道
 それは思い出の道である。
 愛しい人が逝って1652日。
 時の流れは無情なもので、形ある物を崩して行く。
 彼が履いていた靴を庭に出る時などに履き、共に過ごしている気分になっていた。
 先日の大雨の日に、その靴でゴミ捨てに行ったらびしょ濡れになった。
 ひっくり返して靴の裏を見て驚いた。
 彼の履き癖なのだろう、親指の付け根あたりに穴が空いていた。真愛が買ってあげた「軽い靴」を好

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君津地方教職美術展

君津地方教職美術展

 ぐずぐず悩みながら描いた日本画の作品を搬入し、一週間。
 息子家族がみんなして見に来てくれた。
 毎年、コロナ禍で出かける事が出来なかった為に、教え子のお母さんを誘って見に行って貰っていた。
 今年は、国際交流の活動報告を公民館に展示するとか、三絃のお稽古日と重なったとかで、結局、息子家族と見に来ただけで終わってしまった。

 お嫁さんは、丁寧に
「これが杉の木の皮なんですか?
 どうやって剥が

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