コロナ禍で揺さぶられる7つのメンタル①
2020年、Covid-19の影響で、たくさんの日本人がメンタル不調を訴えている。
なかなかどうして、相関関係は全くなさそうなのに、感染者数が増えるにつれ、電話やカウンセリングなどでの相談件数が増えていっているようだ。
テレビやSNSからは毎日のように感染者数が速報として流れ、そのたび、私たちは、一喜一憂してしまう。
中には会社を休職したり、離婚したりする人も増えているようだ。
このように、私たちは、なぜ苦しんでいるように感じるのかというと、私たちの心が日々、強烈に、揺さぶられているからだ。
このような状況下で、私たち自身で心をうまくコントロールするためには、どのような心の揺さぶられ方があるのかを一緒に知っていくことが肝要だ。
1.揺さぶられる私たちの「"楽しみたい"と思う心」
人間には快楽を味わいたい、楽しいことをしたいという欲求がある。
一度味わってしまった快楽はどうしてもアタマの中から消すことができない。
例えば今回のコロナ禍では、たくさんの娯楽が制限された。
スポーツ、旅行、飲み会、ギャンブルなどがその代表例だ。
これらの行動が制限されたことで、「楽しみたいと思う心」が揺さぶられ、いわゆる”欲求不満”状態に陥る人が多発した。
この「楽しみたいと思う心」は寝ても覚めても、原因を解決することができない。
快楽は快楽でしか解決できないという困った性質がある。
2.揺さぶられる「"楽しみたい"と思う心」の解決方法
「楽しみたいと思う心」に揺さぶられない方法は実は2つある。自分に合った方法で試してほしい。
※ちなみに「飲み会をしたい」という欲求に対して、「リモート飲み会」をするといった代替案で解決するというのは、実は根本解決ではない。間違った解決方法である。
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