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Figmaを活用したデザインデータの効率的な運用方法

ALTURA Xのデザイナー丸尾が、Figmaを使用してデザインデータを効率的に管理するための運用方法を詳しく解説します。
デザインデータはプロジェクトチーム全員にとって重要な資産ですが、適切な管理が行われていないと、作業の効率が低下し、チーム全体に影響を与える可能性があります。

課題の発生 ALTURA Xでは複数のプロダクト開発が同時進行しており、その過程でデザインデータが膨大になりました。当初の運用方法では、次のような課題が明らかになりました。

  • データの検索に時間がかかる:必要なデザインデータが見つけにくく、作業効率が低下。

  • データの読み込み時間が長い:ファイルが大きくなりすぎたため、Figmaの動作が遅くなる。

  • デザインの状態が不明確:どのデザインが最新なのか、あるいは最終版なのかが分からず、混乱が生じる。

解決策の導入 これらの課題を解決するために、丸尾氏とチームは運用方法を大幅に見直しました。主な改善点は以下の通りです。

  1. プロジェクトごとのフォルダ管理
    デザインデータをプロジェクトごとに整理し、関連するファイルを一つのフォルダにまとめることで、データの検索が容易になりました。

  2. ファイルの命名規則
    ファイル名にプロジェクト名やバージョン番号を含めることで、どのファイルが何に対応しているのかが一目でわかるようにしました。

  3. ページ構造の見直し
    Figma内のページを、デザインの進捗状況や使用目的ごとに整理し直すことで、必要なデザインがすぐに見つかるようにしました。

  4. アーカイブの活用
    完了したデザインや古いバージョンのデータをアーカイブ化することで、現在進行中のプロジェクトに関連するデータだけをアクティブに保つことができました。

効果 これらの改善により、デザインデータの管理が大幅に効率化され、Figmaの操作性も向上しました。また、チーム内でのデザイン共有がスムーズになり、プロジェクトの進行が円滑に進むようになりました。

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