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【ニュース】「利己的な人は利他的な人より熟慮する」玉川大学脳科学研究所

ポイント(引用:玉川大学)

1.これまで未解明であった社会的選好と学習様式との関係性について、2段選択状態遷移課題を用いてアプローチしました。
2.課題構造の学習において、利己的な人はよりモデルベースに依存し、反対に、利他的な人はよりモデルフリーに依存することを明らかにしました。 なお、おかれた環境をイメージしながら熟慮的に学習を行うのがモデルベース、過去に構築した刺激-反応関係を自動的に適用するのがモデルフリーです。
3.本研究の結果は、社会的2重プロセス理論における近年の「学習アプローチ」に経験的なサポートを与え、社会的意思決定のメカニズムの解明に重要な示唆を与えるものです。

玉川大学:https://www.tamagawa.jp/research/brain/news/detail_21

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Frolichs, K.M.M., Rosenblau, G. & Korn, C.W. Incorporating social knowledge structures into computational models. Nat Commun 13, 6205 (2022). https://doi.org/10.1038/s41467-022-33418-2

論文はこちらから読めます→https://rdcu.be/c6gth


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