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SWPA2022に応募したよ

noteを書くのがとても久しぶりになってしまいました。
昨年2021年後半はありがたいことに本業の方が大変忙しく、写真活動をあまりできず、さらに本業の方にかかわるnoteも書く暇がないほどでした。
年が明けても相変わらずバタバタしているのですが、毎年応募している写真の賞Sony World photography Awardsに応募するため、昨年の写真をまとめる時間を捻出しました。

この賞はだれでも3枚まで無料で応募出来て、投稿できる写真も公序良俗に反しない限り2021年に撮影した写真であればなんでもOKという、応募のハードルが低いものです。ハードルが低いのですが、そのため応募も多く、さらにすでに他の賞を受賞した写真でもぜんぜんOKなため、レベルの高い写真が集まってきます。世界報道写真展と被る写真が最終選考に残ったこともあった気がします。

僕が応募した初年2018年(2017年に撮影した写真が対象)は無料枠の3枚だけなんとなく応募したのですが、うち一枚がオープン・文化部門の佳作に選ばれ、ロンドンでほかの受賞作と一緒に「デジタル展示」なるものをしてもらえました。といっても会場のモニターで2時間のうち10秒だけスライドショーに映してもらえるというものなのですが。

それ以降も応募して、2019(日本賞3位)、2021(日本賞佳作)となにかしらにひっかけていただいているため、今年も応募しておきました。
ですが、先ほども書いたとおり、昨年はあまり撮影できていません。カメラは毎日持ち歩いていたので、スナップみたいなのは多かったのですが、気合を入れた撮影というのは沢山はなかった気がします。

今年ははっきりいって、あまりがんばる気がありません。
理由はあまり撮れていなかったのと、仕事で気合をいれる体力があまりないのと、いまの自分のテーマとして賞に向いてるものではないものがあるのとです。
今の自分のテーマは「僕の個人的な感覚」です。おそらく、そんなウェットなものを求められている賞ではないのです。この賞は、もっとモダンな、今風の、新しい写真表現や思想のようなものが求められていると思います。
無理してそちらに合わせず、あくまで自分のテーマの中でセレクトして現像してステートメントを書こうと思うと、そういうのはまず通らないだろうなと思ってしまいます。

ですがただ、これが認められたら嬉しい。自分自身の表現だから。
自分で撮影したのに、心の深いところでは自分が何をやったのかよくわかっていない写真が認められる事はなんだか悔しい(いや嬉しいけども)。
なので今年は「個人的な写真」で応募しました。
格好つけたステートメントはなるべくつけない。格好がよくついていたとしたらそれは僕が格好いいからだし、滑稽に見えていたらそれは僕が滑稽なのです。というメンタリティでいきました。

これらの写真については、すべてが落選したと判明した2月、もしくは仕事が落ち着いているはずの3月に、まとめてnoteにUPしようかなと思っています。ステートメントを含めて。

とりあえず1/7の13時ロンドン時間が締め切りなので、応募してみようという方はぜひ応募してみてください。日本時間に直すと7日22時だったかな。
無料の3枚枠に応募するだけで、もしかしたらロンドンで10秒/2時間展示してもらえるかもしれません!(僕はそれでも結構嬉しかったです)


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