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  • つぶやき・・まとめ

    日頃、疑問におもったことなどに対するつぶやきのまとめです。

  • テーマ別ノートまとめ

    情勢などに関するテーマ別のノートのまとめです。 (※随時更新)

最近の記事

”愛”の起源 ~愛について②~

☆そもそも”愛”の起源とは?  そもそも、”愛”というものはいつからあるのでしょうか。 ①で指摘した2点 ●”愛”というものは進化してきた。 ●”愛”というものを現時点で定義することは困難 ということをふまえたうえで、広辞苑では”愛”というものを次のように定義しています。 『愛』(※広辞苑より引用) ①親兄弟のいつくしみ合う心。広く、人間や生物への思いやり ②男女間の、相手を慕う情。恋。 まとめると、”愛”とは、男女・家族・生物にたいする慈しみや思いやりの情ということに

    • ”愛”とは何か? ~愛について①~

      ☆はじめに  前回の記事において、”愛”というものについて少し触れましたが、そもそも”愛”ってどういうものなのでしょうか?若い頃はたまに考えることはありましたが、取り立てて深く考えたことはありませんでした。  身近に存在するものではあるのだけれども、言葉にするのであれは、とても複雑そうなモノ。けれども一度、まじめに腰をすえて考えてみても良いかな・・と思い、上記のテーマで書くことにしました。 ☆”愛”の定義が難しい理由について  はじめに述べておきたいことが2つあります。

      • いろいろな”愛”と”ゆたかさ”について

         いつものことですが、久しぶりの投稿となってしまいました。 仕事と家事だけの日常に流されるだけの日々が続いていましたが、同時に自分が思ったこと・考えたことがかたちにしないまま、ただただ忘却への一途へと進むことに対して不安を感じてもいました。  正直、ものかきよりも寝ていたいというのが本音だけど、なるべくかたちにする作業にも力を入れていきたいと思います。 ☆家族愛とか、友情とか。恋愛じゃない”愛”ってすごく大切なもの 『この映画は自分の中にあるピュアな気持ちを引っぱり出して

        • 思春期と夜ふかし(補論)

          ☆思春期をどう捉えるか? 前回の記事(思春期と夜更かし)では、思春期の、それまでは依存するだけであった親からの”自立のプロセス”という側面に注目しましたが、子どもの思春期を周囲の大人がどのように捉えているかよって、当事者の子どもに対する具体的な接し方や態度に大きく違いが生まれてくると思います。  私はこどもの思春期における変容というものについて、大別するのであれば以下の2つのカテゴリーのいずれかに属する捉え方が存在するのではないかと思うのです。 (1)思春期における子ども

        ”愛”の起源 ~愛について②~

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        • つぶやき・・まとめ
          2本
        • テーマ別ノートまとめ
          3本

        記事

          思春期と夜更かし

          ☆はじめに 先週の連休に妹一家が遊びに来てくれました。1歳3カ月になる姪っ子は、この前来た時(昨年11月)には、ようやくはいはいができるようになったと思ったら、今回はちゃんと立ち歩きをしているものですから、見ていて本当に感慨深いものでした。  また姪っ子の成長のことについては稿を改めて書きたいなと思います。 ☆”夜ふかし”が多くなった甥っ子 一方、現在小学校4年生の甥っ子は、なんと現在、声変わりの真っ最中。ずいぶんと早い思春期のはじまりですね。  そしてこのごろ夜ふかしが多

          思春期と夜更かし

          社会運動を生きづらい社会の縮図としないために(2)

          ☆はじめに 久しぶりの更新となってしまいました。書きたいこと、整理したいことがたくさんあるのですが、まったく頭も時間も追いついていないことに心底、辟易とさせられる毎日です。  今回の記事は、前回の投稿からかなり時間も経ってしまっているため、もともと書こうと思っていた内容とは少し異なります。しかし、問題意識としては共通する点があると思うので投稿したいと思います。 ☆『古典への招待(上)』の中で印象的だった部分 最近、不破哲三さん著の『古典への招待』という本を読み始めました。

          社会運動を生きづらい社会の縮図としないために(2)

          社会運動を生きにくい社会の縮図としないために(1)

          ☆富永京子さんの記事(現代ビジネス)にふれて ~若者を利用する大人たち~上記の記事、社会学者の富永京子さんが書かれた記事ですが、とても共感できるものだったで少しこの場で触れたいと思います。 私が上記の富永さんの記事においてもっとも共感したのは、 ”「若者の社会運動」に対して理解を示す、あるいは同様に社会運動をしている年長者が「若者」を賞賛する背景には、若者を自身の主張の「代弁者」としてコントロールしたいという欲求が潜んでいる可能性がある” という一文についてでした。

          社会運動を生きにくい社会の縮図としないために(1)

          たった一粒の飴玉なれど・・・

           先週の日曜日に、台風19号による大雨により発生した千曲川の浸水被害に遭った地区への災害復興ボランティアに参加してきました。  地元の社会福祉協議会さんの主体となったボランティアは今月15日から発足し、この日は県内外から500名の方が参加し、主に泥土の片づけなどに取り組みました。  この日ボランティアに志願してきていた方は、仲間同士で参加している方々もいましたが、個人参加の方が多い印象でした。この日は、ボランティア支援の依頼を出されているお宅に対して、5人一組のグループとな

          たった一粒の飴玉なれど・・・

          台風被害の渦中で気づかされたこと

          ☆台風19号がもたらした被害について  10月12日に台風19号が日本に上陸し、東日本を中心に甚大な被害をもたらしてから5日が経ちました。  本日までに死者は70名を超え、100箇所近い堤防が決壊し、1万件以上が浸水被害、その他まだまだ被害の全貌が明らかになっていないところも多く存在し、今後も犠牲者・被害が増大することは間違いありません。 改めて犠牲・被害に遭われた方に対して心よりお見舞い申し上げます。 ☆下水処理場の浸水被害による市民の下水道の利用制限について  私が住む

          台風被害の渦中で気づかされたこと

          性差別の歴史と変遷memo

          【参考】 ・「家族・私有財産・国家の起源」入門 不破哲三 新日本出版社 ・社会発展史入門-改訂版-安藤貞夫 新日本新書 ・日本歴史(上)加藤文三等 新日本新書 ・近代日本女性史(上)米田佐代子 新日本新書 ・財界による家事と女性の管理戦略 石川康宏  https://walumono.typepad.jp/1/2008/01/post-db2b.html 🌟《原始共産制社会》 そもそも性差別というものは、人類史の中でいつから、そしてなぜ生まれたのでしょうか。 ☆古代、人類

          性差別の歴史と変遷memo

          子育てを通じて、母親の愛情の深さを知るということ。

           上記のバズフィードさんが紹介している記事ですが、祖母が孫を一生懸命世話してくれている姿を通じて母親である自分が受けてきた愛を知る。とっても良い漫画ですね♪  子どもは生まれたその時から、親の愛情を一身に受け”基本的信頼感”を形成する。このことの大切さはいま誰もが知るところとなっています。  しかし、この”基本的信頼感”というものは小さい頃に一回獲得すれば永続的に存在するものとは限りません。 たとえば、乳児期の「基本的信頼」と「基本的不信」の葛藤をとおして形成される「希

          子育てを通じて、母親の愛情の深さを知るということ。

          人はいくつになっても・・

           "note"で以前書いた記事(『その手の重み』)でも触れたうちの祖母ですが、最近は塗り絵に夢中になっています。  その塗り絵ですが、ふと私がみたらこの半年間の間に明らかに上達しているようにみえたので、たまたま祖母が書いた同じ台紙の塗り絵があったので、下記の通り比較してみたのです。 ※左図⇒前 右図⇒後 (前)以前に塗った左側はレモンは単色のみ使用。立体感もない。 (後)レモン本体の部分的な熟し具合によって色を使い分けてる。    塗り方も形状に沿って立体的になり、リアルな

          人はいくつになっても・・

          何度同じ歴史を繰り返せば・・~日韓関係に思うこと~

          ☆今年は静かなお盆・・・?  一昨年は祖父の他界、昨年はその新盆。今年は久しぶりに静かなお盆を過ごすことができました。  しかしテレビ報道を見ていると一切そんな様子ではなく、連日国民の反韓感情をあおるような報道ばっかりで正直うんざりさせられました。 ☆輸出規制は事実上の徴用工問題の報復措置  今回の韓国に対しての輸出規制措置は、主導する経済産業省としては『徴用工問題の報復措置ではない』と表明しています。  しかし、安倍首相自身は8月7日のフジテレビの党首討論で「徴用工の問題

          何度同じ歴史を繰り返せば・・~日韓関係に思うこと~

          現代を生きる私たちの中で継続する”戦争と後遺症”(2)

          ☆祖父の人格形成と戦争体験  わたし自身、祖父から戦争体験をしっかりと聞いたことはなかったわけですが、こうして振り返ってみるだけでも、これだけ激動の時代の中で、生死と隣り合わせの青年期を10年以上も送ってきたわけですから、その経験が祖父の人格形成において負の遺産を残したであろうことは明白です。  森田ゆり氏は先述の投稿者の父に対して『(戦争体験における)怖い、悔しい、つらいなどの弱い感情を、戦後を決して認めることはできなかった。怖がる仮面の裏側にあるものを、怖くて見つめられ

          現代を生きる私たちの中で継続する”戦争と後遺症”(2)

          現代を生きる私たちの中で継続する”戦争と後遺症”(1)

          ☆戦後74年、風化しつつある戦争体験  本日8月15日は戦後74年となりますね。 昨日も夕方の報道番組で、”戦争孤児”の特集が組まれていましたが、もう何年も前から警鐘が鳴らされているように、戦争体験者の高齢化により戦争体験を聞く機会が減少しています。わたし自身、もっとも身近な戦争体験を持つ祖父を一昨年に亡くしており、いま改めてしっかりと聞いておけばよかったな・・と後悔しています。 ☆現代を生きる私たちの中でいまなお継続する”戦争後遺症”   そんな中で、戦争体験を風化させな

          現代を生きる私たちの中で継続する”戦争と後遺症”(1)

          その手の重み~自立概念の問い直し~

          ☆はじめに~祖母の歩行介助の際に~  先日、祖母を内科の定期受診に連れて行ったときのこと。 祖母は普段家の中では歩行器移動なので、自宅の玄関から車までは足元が悪いため、私が両手を持って歩行介助するのが通例となっています。  今回もいつも通り祖母の両手をとり車まで歩行介助したわけですが、最近になって祖母の手から私の手にかかる重みが徐々に軽くなってきていることに気付きました。 ☆『もう一生寝たきりかな・・』 1年半前にベッドの前で転倒し左大腿骨を骨折した祖母ですが、当時すでに9

          その手の重み~自立概念の問い直し~