アルキミスタ

コンピュータに携わり早45年。日々行っている作業の備忘録として、今だから書けるTips…

アルキミスタ

コンピュータに携わり早45年。日々行っている作業の備忘録として、今だから書けるTipsを紹介して行きたいと思っています。誰かのヘルプになれば幸いです。 投稿は、全て今の仕事で経験したこと、自分が行った作業です。つまり私自身の実体験です。

最近の記事

CentOSにおけるVLAN設定

CentOSで1つのLANインターフェースを複数VLAN+デフォルトVLANでアクセスできるように設定します VLANは VLAN100 192.168.100.0/24 VLAN200 192.168.200.0/24 とし、このサーバーのIPはそれぞれ VLAN100 192.168.100.2 VLAN200 192.168.200.2 とします。 また、管理用のネットワークとして 192.168.1.0/24 があり、そこでのIPは 192.168.1.2 とします

    • PythonアプリのWindows exe化

      Pythonで作成されたアプリを実行するためには、通常、実行環境にもPythonやライブラリのインストールが必要になります。 しかし、セキュリティなどの理由や、他のアプリケーションの動作環境を維持するために、Pythonがインストールできなかったり、バージョンを変更できなかったり、ライブラリを追加できない場合が多々あります。 そこで、Pythonのアプリとそのアプリが使う実行環境を全部ひとまとめにして単体のexeにするPythonツールがあります。 検索すると、pyin

      • ThinkPad T14 SSD換装

        元々500GBのSSDであったものを、1TBに換装して、今回さらに2TBに入れ替えました。 まずは、ドライブのイメージバックアップを取得します。 私は、こちらをよく使っています。 PCにインストールするソフトですが、USBのブータブルイメージを作ることができて、それを立ち上げてドライブ丸ごとイメージバックアップすることができます。 こちらでブータブルUSBを作成し、そちらから起動します。 通常、電源投入時にF1でBIOSに入って起動順序を変えるか、F12で起動先を選択す

        • CiscoスイッチACL設定

          Ciscoスイッチで、特定のポートから任意のIPアドレスへのアクセスを禁止するACLの設定です。 シチュエーションとしては、以下のような形となります。 Cisco C9200をセンタースイッチとして利用している 社内ネットワーク:192.168.100.0 デフォルトゲートウェイ:192.168.100.1 Cisco C9200:192.168.100.254 VPNサーバー(PC)が、ポート40番に接続されており、ここに社外から接続してくる。ここからの接続者は、社内への

        CentOSにおけるVLAN設定

          IIS7.5のSSL化

          Windows Server 2008 R2 Stdで稼働しているIIS 7.5をSSL化して、httpsでアクセスできるようにします。 グローバルには、IPマスカレードでTCP443を公開して、ルーターに振り出されているグローバルIPでインターネットからアクセスさせます。 まずはSSLサーバー証明書を取得します。いろいろな認証局がサービスしていますので、そちらで取得します。 取得に際しては、証明書をインストールするサーバーでCSRを取得し、それを使って証明書を申請します。

          httpsのアクセスポート変更

          httpsのサーバーをポートフォワードで2つ以上公開するような場合、httpsアクセスのポート番号を変更しなければなりません。 あまり一般的でないのか、ちゃんと説明された資料が見当たりませんでした。 CentOSのApacheの場合です。 /etc/httpd/conf.d/ssl.conf を編集します。 443のポート番号を442に変更する場合は、以下の2行を書き換えます Listen 442 https <VirtualHost default:442> もちろ

          httpsのアクセスポート変更

          CentOSでhttpsアクセスのGitサーバー構築

          GitをSVNのようなファイル管理システムと思い込んでいるエンドユーザーから「Gitサーバー」を立てて欲しいと言われました。 そもそも、Gitはすべてがサーバーみたいなものなんですけど。 しかし、Git自体にはネットに公開する機能はなく、httpやsshなどを使って外部から接続できるようにしなればなりません。 今回は、社内、若しくはIPアドレス制限での接続のみであるため、認証のセキュリティが甘い(ユーザー名、パスワードのみの認証)がユーザーが利用し易いhttpsで、リモートリ

          CentOSでhttpsアクセスのGitサーバー構築

          SPFエラーでのメールの不達

          alqmst.co.jpというドメインで、ホスティングサーバーを借り、そこでメールを運用しているとします。このドメインのあるメールアカウントから、Gmailに転送をかけています。サーバーにはメールを残す設定にしています。 ここで、Gmailに転送したメールがSPFエラーを起こすと、Gmailにメールが届かないだけでなく、alqmst.co.jpのメールサーバーにもメールが届かなくなってしまいます。 これはalqmst.co.jpからGmailに転送メールを送信した際にSP

          SPFエラーでのメールの不達

          Windowsに於けるUnityの実行

          Unity2022をWindowsの管理者ユーザーで実行すると以下の警告が表示されます。 Unityのフォーラムでは以下のように言及されています。 この中で、This is because Windows API often behaves differently if you're running the application as administratorという記述があり、Windowsでは、管理者と一般ユーザーでは、プログラムの実行の挙動がことなる場合があるそう

          Windowsに於けるUnityの実行

          DELL BIOSアップデート

          こちらのページにアクセス https://www.dell.com/support/home/ja-jp オペレーティングシステムを選択、ダウンロードタイプとカテゴリはそれぞれ『BIOS』を選択します すると、以下にBIOSのダウンロードが表示されますので、それをダウンロード、実行します

          DELL BIOSアップデート

          Googleドライブのファイルオーナー

          Googleドライブを使っていて、以下のような状況が発生しました。 ■ユーザーA(フリーアカウント)のGoogle Driveの容量が足りなくなった ■ユーザーBはベーシックの契約を締結していて、容量が余っている ■ユーザーBの容量をユーザーAが使えるようにしたい Google Driveにあるファイルは、常にそのファイルのオーナーの容量を消費します。 例えば、以下のようにユーザーAのファイルをユーザーBの共有フォルダに移動するような場合でも ・ユーザーBがフォルダXを作

          Googleドライブのファイルオーナー

          RTX1220初期設定

          RTX1200を使っていましたが、スループット向上のため、RTX1220に入れ替えることになりました。 プロバイダと契約するとIPアドレスなどこれらの情報が得られます。最近のNUROはネットマスクが24になっていてちょっとびっくり。 プロバイダ毎、地域毎でDNSサーバーが用意されているようです。(地域が異なると変わります) 設定されるフィルターに関して: https://network.yamaha.com/setting/router_firewall/securit

          RTX1220初期設定

          共有フォルダからのExcelマクロ実行

          同じネットワーク内にあるWindows11のPCのフォルダが共有されています。 Everyoneで読み書きの許可が設定されていて、もう1台のWindows11から共有フォルダには問題なくアクセスできます。 そのフォルダ内にマクロが設定されたExcelがあり、それを共有フォルダから直接開くと、まず、保護ビューのインフォメーションが表示されます。 「編集を有効にする」を押すと次にセキュリティ リスクが表示されて、マクロの実行が許可されません。 どうも、マクロが含まれるファイル

          共有フォルダからのExcelマクロ実行

          Aruba AP-505ファームウェア更新

          DHCPサーバーとの通信ができずIPアドレスが取得できなくなるという問題があり、ファームウェアを更新することにしました。 Aruba-AP505なので、GeminiをHPのサイトからダウンロード https://asp.arubanetworks.com/ こちらのサイトのアクセスには、HPE IDが必要。取得の際には、Arubaのシリアルナンバーの入力が要求される。 ファームウェアなどソフトウェアのダウンロードは、インターネットの接続場所でのIP制限がかかることがあり、そ

          Aruba AP-505ファームウェア更新

          Cisco C1000初期設定

          既存のCatalyst2960Xのリプレースとして、C1000を購入し、初期設定を行います。 C1000を電源に接続し(電源スイッチはない)TeraTermで以下の通り初期設定します。 General initialization - Version: 1.0.0 Serdes initialization - Version: 1.0.2 ** Link is Gen1, check the EP capability PEX: pexIdx 0, Link upgrad

          Cisco C1000初期設定