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訪問予定の国々(コーカサス地方、トルコ編)

トビリシからこんにちは。アルクエストです。

既にジョージア🇬🇪に入国して2日が経過してしまいましたが、ここからトルコまでの旅程についてお伝えしていきます。

コーカサス地方

ジョージア

トビリシ


ジョージアは観光ビザ(無料)で1年間の滞在を行うことができることから、ノマドワーカーの間でもおすすめの場所として話題になっていました。そして、ワインが美味しい、美女の国という点で有名です。

ジョージアのワインは、独特の製法や品種、風味、香りなどがあることから、世界的にも高い評価を得ています。数千年ものワインの歴史を持ち、特にヴェヴリ(大きな土製の壺)と呼ばれる陶器で作られた伝統的なワイン造りが知られており、UNESCOの世界遺産に登録されています。

また、美女が多いということから、「美女」が国の象徴とされ、国名の「Georgia」は、ギリシャ神話の女神「ジョージア(Georgia)」に由来していると言われています。ジョージアの美女たちは、国内外から注目を浴びることが多く、美容やファッションなどにも影響を与えているようです。

上記の理由で「これは、行くしかない!」というと不純な感じに聞こえますが、旧市街地をはじめとしたエリアには歴史的な建造物が連なり、美しい街並みが広がっていることや、物価が安いことも訪れる理由です。
※ちなみに通貨単位はラリ。現在1ラリは約53円となっています。
カフェでコーヒーとケーキを頼むと650円くらい。

トビリシ市街地

そして最大の理由は、日本人の99%が生涯で一度も訪れることのない国(詳細なデータは確認していません。そんな国もっと他にもあるだろ、とも思ってます)だと言われていることです。
アフリカや南米なら納得できますが、比較的治安も良く、物価も安い。VISAも簡単。そして、美女が多い。
これ程条件の揃っている国にも関わらず、訪れる日本人がなぜ少ないのか。

実際に足を運んで、体感してくるしかないですよね。

滞在期間は2週間程度ですが、首都のトビリシを中心に近隣地方まで足を伸ばしていきたいと考えています。

アルメニア


アルメニアは、古代より独自の文化を持ち、世界最古のキリスト教国の一つとして知られています。また、世界でも有数の霊場である「アルメニア教会」があり、観光名所としても有名です。
筆者(米澤)は日本であまり聞き馴染みがなかったのですが、500万人もの信者を擁するようです(人口より多いやん)。

石で建設されたアルメニアの協会


経済面では、農業や鉱業が主要産業で、輸出品はブランデー、ワイン、宝石などです。最近は、IT産業も発展しており、アルメニア人エンジニアの才能が世界中で高く評価されています。

一方で、トルコとアゼルバイジャンとの間で紛争を抱えており、私たちが次に向かうトルコへは陸路で行けず、飛行機代もジョージアからトルコへ向かう際の2倍程度かかるなどの実態があります。しかし、トルコで2023年2月に大地震が発生した際には、国境を一時的に解放し、支援物資を送るなど、関係回復の兆しも見えているようです。

私たちは、ジョージアの首都トビリシからアルメニアの首都エレバンまで、バスで7時間ほどかけて移動する予定です。現在アルメニアには日本企業が1つしかなく、在住日本人も4人程度といった情報(変動の可能性あり)があるなど、またもや日本人としては未知が多い国となりそうです。ワクワクしますね。
現在の予定としては1週間程度滞在する予定です。

アゼルバイジャン


ジョージア、アルメニア、アゼルバイジャンの位置関係
アゼルバイジャンの南はイラン(Google Mapより作成)

アゼルバイジャンは北海道より少し大きいくらいで、国土の東側は世界最大の湖として有名な「カスピ海」に面しています。
もともとはトルコから派生した国であるため、世界有数の親日国・トルコからの影響を受け、とても親日な国だそう。

その象徴として、ビザが無料でアゼルバイジャンに入国できるのが、世界で日本だけだという事実があります。

経済の支えているのは石油や天然ガスなどの資源。
よって、別名は「火の国」
19世紀頃から始まった首都バクー周辺の油田開発は当時世界最大で、現在に至っても「第2のドバイ」と呼ばれています。
訪れる前のイメージとしては、中東諸国にみられる石油主体の経済でありながら、シルクロードを通る国であるため、ロシアやトルコ、イランなどの文化が混ざり合っているのかな、という感じです。

特に気になるのはその食文化。
実はアゼルバイジャンに住んでいるアゼルバイジャン人よりも、イランに住んでいるアゼルバイジャン人のほうが多いらしく、イランからの食文化の流入が根強いそうです。
また、モンゴルからトルコへと大陸を移動していったテュルク系移民の影響で、トルコの食文化に共通している点も多い。
スープ系の料理はロシアから影響を受けたものも多そう。

これまで訪れた国でも、他国からの食文化が根付いているんだなぁと感じた場面はそこそこあったけど、アゼルバイジャンに関しては、独自のものがあるというよりは0から融合して形成されたという印象が強い。

食という視点から文化、歴史的背景を探究するにはもってこいの国ですね。
実際に沢山の料理を口にして、確かめてきたいと思います。


トルコ

トルコは地中海や黒海に面し、自然豊かな地域も多く、歴史や文化にも多くの遺産があります。国教はイスラム教である一方、世俗主義を掲げており、多様な宗教が共存しています。経済的には、多様な産業が発展し、製造

業や農業、観光業などが主要産業となっています。

一方で、2023年2月には南東部を震央とした大地震が発生し、大規模な被害と多数の死者を出すなど、現在に至るまでも混乱が続いています。

そして僕らは、地震が起きた南東部に位置する、ハタイという地域に滞在する予定です。滞在先は隠岐島前高校にトルコから留学をしていた方のご実家であり、元ハウスマスター小谷との繋がりでお世話になることとなりました。滞在予定は1年以上前から決まっていたのですが、上記にあるように、2023年2月に、この地域を大地震が襲いました。
街の混乱状況などについて先方とも相談しましたが、お家は何とか大丈夫だということで、滞在させていただくことにしました。

今だからみれるものを目にして、自分たちの探究の幅を広げれるようにします。
また、ハタイにて滞在を行なった後には、イスタンブールに向けて歩みを進めます。


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