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東南アジア旅②マレーシア🇲🇾

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起きると目の前にマレー半島の車窓が広がっている。しばらくすると、分岐駅のハートヤイに到着し、ここでしばらく停車。スンガイコロク行きはこの駅で切り離し。売り子から辛チキンとおにぎりを買って朝飯とする。素朴だがこれがなかなか旨い。景色を眺めているとすぐに終着のパダンベサールに着いてしまった。

パダンベサール駅 イミグレの列

パダンベサールはタイマレーシア国境駅であり、イミグレがある。何事もなく通過。タイとマレーシアは同経度だが時差が一時間あるので、時計のWTを調整する。駅の外を散策してみようと思ったが、本当に何もなくて萎えた。パダンベサールではスカーフを巻いた女性が多く、ムスリムが多いマレーシアに入国したことを実感した。この日の目的地はペナン島なので、ペナン島対岸の街であるバターワース行きの近郊電車で移動。マレーシアは車両や駅設備が近代的で、タイとの差を感じざるを得なかった。バターワースからペナン島へはフェリーが出ているので容易にアクセスできる。

バターワース行き

フェリーでペナン島のジョージタウンに着く。マレーシアは華僑が多い国だが、ペナン島は特にその割合が高く、中国語があちらこちらに見られる。また、私も中国人だと思われて何度も中国語で話しかけられた。

ペナン島に上陸

ペナン島は至る所に壁絵があるのが面白い。

ペナン島で食べたものまとめ
ナシレマ 感動する程ではないが安定の美味しさ、この旅で最も食べた料理
ナシゴレン 鶏チャーハン、うまい
アッサムラクサ 店選びを間違えたのか、不味すぎて泣いた
ロティチャナイ ナンみたいな料理
ドリアン揚げたやつ 好き嫌い分かれそうだけど、好き

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午前中は観光名所である姓陳橋とコーンウォリス要塞を巡ってから、フェリーでバターワースに戻った。この日はクアラルンプールへの移動日である。電車特急ETSでKLセントラル(KLはKuala Lumpurの略称)に向かう。安かったので調子に乗ってビジネスクラスに乗車。シートが大きく、食事、軽食のサービスがあり日本のグリーン車より快適だった。車内にムスリム専用の礼拝スペースが設けられているのはマレーシアならでは。ETSは混雑することが多く、当日だとチケットを買えない場合があるので事前予約をオススメする。(私は日本でネット予約した)

ETS
ビジネスクラス。後に満席になった。

4時間ほどでKLセントラルに到着。商業施設が併設されているKL最大の駅である。ファミマ行ったらおでん売ってた。30℃越えてるのに正気か?と思った。夕方になっていたので、ホテルがあるKL随一の繁華街ブキッビンタンにモノレールで向かう。ブキッビンタン日本人のパフォーマーが大勢の観衆を引きつけていた。

KLセントラル
ブキッビンタン

ホテルで寝ていると、腹痛に襲われた。旅を通して水道水ではなくミネラルウォーターを飲むようにしていたが、東南アジアが暑すぎて屋台のシェイクは我慢できなかった。おそらく毎日2本は飲んでいた。屋台の氷は水道水ででできているので、腹痛になるのは運任せである。東京で薬を買っていったので、翌日の昼に回復したのが幸いだった。これもいい経験。

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前述のように腹痛が回復する昼までホテルで寝ていた。この日はマラッカへの移動日である。KLからマラッカは高速バスが便利である。電車でTBSに向かう。TBSはKL最大のバスターミナルで、東京でいうバスタ新宿みたいなイメージ。窓口が激混みでチケット買うのに一苦労だったが、無事マラッカ行きのバスに乗ることができた。

TBS

マラッカに着いて、マレーシア初マックに。ナシレマを注文。マックでスプーンとフォークが出てくるのって新鮮。

マックのナシレマ

この日のゲストハウスのオーナーの英語は特に分かりやすかった。マレーシアは英語が準公用語で、全体的に英語が通じて楽だった。

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午前中は以下の観光名所を巡った。
青雲亭 中国寺院
St Paul's Hill 高台からマラッカを一望できる
A famosa 要塞、思ったより小さい
独立宣言記念館 
Stadthuys マラッカの歴史博物館、展示が面白い

A famosa

マラッカのインド人街でチキンビリヤニを食べた。すさまじい量を出された。海外一人旅はイカれた量出されたときにシェアする人がいないのが難点である。

チキンビリヤニ

マラッカ中心部からバスターミナルまでの路線バスが一向に来なくて困ったが、同じくバスを待っていたインドネシアのお兄さんがタクシーを相乗りしてくれてラッキーだった。

高速バスでKLに戻り、お土産さがし。ドリアンチョコレートをたくさん買ったが苦手な人も多いことに気づき、結局空港でマンゴーチョコレートを買う羽目になる。

3/14

まずはヒンドゥー教寺院があるバトゥ洞窟へ向かう。駅からすぐなのでアクセスは良い。カラフルでインスタ映えはするが観光地として面白いかと言われると正直微妙。まあ人気な観光地であることは間違いないが。めっちゃ混んでた。あと猿が多い。

バトゥ洞窟

次はKLで最も有名な建造物であろう、ペトロナスツインタワーへ。世界一高いツインタワーである。流石にでかい。下にある水族館でピラニアを観たり、KLCC公園でまったりして過ごした。ピラニアって初めて生で見たけど結構でかいんだなと。

ペトロナスツインタワー
ピラニア

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電車とバスでプトラジャヤへ。プトラジャヤはマレーシアの行政新首都で、整然とした風景が特徴的。ブラジリアに似てる気がする。(ブラジリア行ったことないけど) 日本人に大人気のプトラモスク(ピンクモスク)ではガイドの方の説明を受けることができた。ここはお勧めできる。

プトラジャヤ
プトラモスク(ピンクモスク)

プトラジャヤと最寄り駅は路線バスで移動したが、いろいろと面白かった。路線バスなのに高速道路で110km/hで暴走するし、信号待ちで運転手ネットサーフィンしてるし、帰りは5kmくらい乗ったのにタダだった。あと、当然時刻通りに来ない。

午後はイギリスからの独立を宣言したムルデカスクエア、セントラルマーケットをうろうろしてみた。ムルデカスクエアの近くに川の合流点があり、もしかしてKLの語源ってココ!?ってなった。多分違うけど。(Kuala Lumpurは泥川の合流地点の意)

ムルデカスクエア

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KLIA2から羽田に帰国。

雑感・記録

マレー料理は普通に美味しいがタイ料理の勝ち

乾季に来たので11日間一度も雨に降られなかった。

ホテル予約やGoogleMapなど、スマホによって海外旅行の難易度が大幅に下がっていることを改めて感じた。スマホが無かった時代はどうやって海外旅行していたのか想像がつかない。

マレー語、なぜか面白い。

予めamazonで買っていったsimカードが有能だった。

世界的には車線は右側通行が多数だが、そういえばタイもマレーシアも左側通行だった。だから違和感なかったのか。

タイもマレーシアも日本人と言うと反応が良かった。日本人の印象は良いようだ。

想定していたが本当に暑かった。よく地下鉄やコンビニに避難してた。

次はラオス行きたい。


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