やわらかないろ(物語です)
おひさまは、おつきさまがねむっているあいだにじぶんのきいろをわけてあげました。
そしておつきさまは、おはながねむっているあいだにじぶんのきいろをわけてあげました。
おひさまは、かぜにそよぐおはなにじぶんのきいろをわけてあげました。
おはなは、ひるまはおひさまのきいろを、よるはおつきさまのきいろをうけとって、おおきなおおきなおはなを、たくさんたくさんさかせました。
おおきなおおきなたくさんのたくさんのおはなは、ちきゅうというなのほしにすむおおくのいきものに、やわらかなかおりとやわらかないろをとどけました。
やわらかなかおりとやわらかないろは、ちきゅうというなのほしにすむいきものに、そのこころにあふれるほどいっぱいのやさしいきもちと、おすそわけしてもありあまるほどのおもいやりのきもちをとどけました。
きょうもちきゅうは、やわらかなかおりとやわらかないろでいっぱいです。
おしまい
🍀しろうとの思いつきのお話ですので、稚拙さと二番煎じ感があるのはお許しください。
ラストにやや悩み、個人的に一番希望が持てる終わり方にしました。
タイトルにも悩み、悩んだ割には…😅🍀
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