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<ISOアルファ通信>vol.79 DX化とスキルマップの関係

おはようございます。
アルファエスアイの藤本です。
 
9月になりました。
9月の時候の挨拶で「秋暑の候」という言葉があります。
暑さのなかにも秋の気配を感じはじめた今日この頃という意味ですが
「秋の気配」もっと感じたい今年ですね。
 
さて先日、眼鏡を作りに行ったところ、
「視力検査」が、なんとリモート検査。
専門家がモニターから、いろいろ指示を出して検査をしていました。
 
今までは、各店舗に専門家が必要だったところが、
複数店舗をまとめて一人の専門家で賄っているようです。
いろんな形でリモートが進んでいますよね。
DX化、どんどん身近になっております。
 
必要な資格(スキルや力量)を持った人が、
リモートで必要な時間(箇所)を、どこからでも作業ができる、
DX化が進めば、必要な役割も変わっていくことを実感しました。
世の中が変わると、必要なスキルも変わる。
 
スキルマップと自動化、DX化は密接に関係します。
人でしかできないこと、機械でできることは
スキルマップを参考にするとよいですね。
 
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【INDEX】
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【1】「7.2力量」スキルマップ(力量評価表)
【2】~アルファの玉手箱~ 
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【1】「7.2力量」スキルマップ(力量評価表)
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最近、初めてのお客様とお話している際に、
「うちの職場に合ったスキルマップはどうやって作ればよいの?」
という質問がありました。
 
そもそもISOには「7.2 力量」において
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a)品質マネジメントシステムのパフォーマンス及び有効性に
影響を与える業務をその管理下で行う人(又は人々)に
必要な力量を明確にする。
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とあります。
この【必要な力量】を明確にする為に、
まず、仕事の工程や種類を明確にするわけです。
 
この仕事内容を明確にすることに各企業ご苦労されます。
「参考にできる他社の例を見せてほしい。」
と言われることもあります。
 
残念ながら、
直ぐに自分の職場で使えるスキルマップのテンプレートはありません。
会社によって業務フローが異なるからです。
スキルマップは、あくまで自社の職場にあったものを作成することで
初めて効果を発揮します。
まずはしっかりと職場の業務フローの順に沿って、
必要なスキル(工程)の洗い出しをしましょう♪
 
つまり、スキルマップ作成において
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「作業手順書」「QC工程表」等が必要
------------------------------------------------
ということになります。
 
作業手順やQC工程表を作成し、その手順をスキルにあてることで
スムーズに関連性のあるスキルマップが作成できます。
つまり仕事の実態に合った、教育計画が立てやすくなりますよね。
 
現在、スキルマップに応じたソフトも出回っています。
そのようなものを使うのもよいですね。
 
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【2】 アルファの玉手箱 ~「組織になじませる力 ~ オンボーディング
が新卒・中途の離職を防ぐ」~
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人材不足の問題、皆様お持ちですよね。
採用してもすぐ辞めてしまう・・・等、
頭を抱えてしまっていませんか?
そこで今回は「社員を組織になじませる事」がテーマの本を紹介します。
 
「組織になじませる力」=オンボーディング
「オンボーディング(on-boarding)」とはもともと、
船や飛行機に乗っているという意味です。
 
この本では、新卒採用者や中途採用者など、
会社という「乗り物」に新しく加わった個人をなじませ、
持てる力を十分に発揮できるようになるサポート方法が紹介されます。
 
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『組織になじませる力 ~ オンボーディングが新卒・中途の離職を防ぐ』
尾形 真実哉(著)
 
「大転職時代」の今、参考にぜひ一読ください。
 
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《編集後記》
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実は先月初めて『コロナ』に罹ってしまいました。
 
「コロナになると大変だよ」と話は聞いていましたが、
実際にかかると「高熱は出る」、「頭痛がする」、
「喉は焼け付く」、「咳は出る」・・・
重い症状のオンパレードでした。
 
「想像」とは違い、「体感(実感)」して初めて
「コロナ」の大変さを知ることができました。
「机上の空論」よりも、実際に体験することが大切ですね。
 
「コロナ」に対し、より一層「かからない努力」と
罹った人に対して「優しく接しよう」という気持ちが芽生えました。
 
皆様も体調管理にお気を付けください。
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●アルファ通信
発行日 : 毎月1日・15日頃発行
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編集者:藤本亜希子