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[初投稿]筆箱紹介 #1

初投稿

こんにちは。鬻です。新生活が始まって早数週間、筆箱の中身もだんだんと安定してきました。過去にXやInstagramで"ふでしょ"を投稿したことはあったのですが、なかなかその中身一つ一つに触れることはできず…
今回はnoteの"ブログ"という形式を活かし、長々と文房具について語っていこうと思います。ぜひ、最後までお付き合いくださいませ。

テーマ

僕の普段の文房具のコンセプトは、「造形美と機能美」です。見ていても、使っていても楽しい、そんな文房具たちを紹介していこうと思います。

筆箱

ルポペンケース(¥9900) ※Web公式限定販売
僕の相棒はルポペンケース。誕生日プレゼントとして一昨年に買ってもらって、ずっと第一線で
活躍してくれています。内側の一本差しケースが注目されがちですが、案外容量が大きいのが
嬉しいポイント。
革製品としても使っていくうちに色が濃く、味が出てくるようになり、いつまでも
飽きさせないでいてくれます。

シャーペン

PILOT CUSTOM STERLING SILVER 0.5 mm 廃番
シャーペン一本目は今はもう廃盤になってしまったスターリングシルバーのシャーペン。
燻銀でかなり好きなデザインです。
結構細軸なので少し持ちにくいですが、そこを加味しても加工の精度からデザインまでが
洗練されており、非常に完成度の高いシャーペンだと思います。
野原工芸 新型シャーペン バーズアイ欅(金具:ゴールド)(¥9900)
木軸のペンをはじめとした製品で高い人気を誇る野原工芸。
中でも欅の木材が使われたペンは一番人気。
その欅に鳥の目のような模様が現れた個体が今回紹介するバーズアイ欅という木材のペンです。
バーズアイ(鳥眼杢)といえばメープルが思いつくのですが、この模様の正体は木の吹き出物。
なので木の表面からしか取れず、貴重な材なのだそう。欅ではあまり聞かない杢目です。
僕の持つ個体は画像では分かりにくいですがそれに加えて縮杢もうっすり出ています。
到着して一年ほど経ちますが、まだまだこれからの経年変化が楽しみです。
LEUCHTTURM1917 DrehGriffel Nr.2 StoneBlue 0.7 mm(¥5720)
LEUCHTTURM(ロイヒトトゥルム)1917は1917年設立のノートブックを中心に展開する独発の
文房具メーカー。
そんなメーカーが展開しているおそらく唯一の筆記具シリーズがDrehGriffel(ドレグリフル)。
Nr.1がボールペン、Nr.2がシャーペンの展開となっています。
全長が短くとても取り回しがしやすいです。また、塗装のクオリティもかなり高く、金属製の
ボディなので長く使っていけそうです。
またカラーバリエーションも豊富なので、幅広い方、
また特に、この価格帯だと比較的珍しい回転繰り出し式になっているのでそちらに興味がある方に
かなりおすすめできるシャーペンです。
CROSS Century Classic 0.7 mm 廃番
現在は廃番になったセンチュリーのシャーペンです。
めちゃくちゃ細いおかげで、一本差しペンケースの間の隙間に忍び込んでくれています笑
グリップが現行のものとは異なり、横に切れ込みが入っている形になります。(ボールペンも同様)
こちらのシャーペンもドレグリフルと同じ回転繰り出し式ですが、仕様が異なり、一度に回した分だけ芯が出ていき、反対に回すと回した分だけ芯が戻っていく、という今では中々見ない珍しい機構を搭載しています。
rotring 300 芯ホルダー 2.0 mm(¥1000)
あまり使用頻度は高くありませんが、芯ホルダーも入れています。
rotringと言えば、金属製で剛性感のある、しっかりとした書き味のペン(600~)を想像しますが、
芯ホルダーがあるのは300のみ。600とは違い、ブラックの中にシルバーの部品があることで、
アクセントとしてよく映えます。
プラスチックボディならではの取り回しの良さ、使う際の気軽さが魅力です。


多機能ペン

UNI JETSTREAM PRIME 2+1 Coral Pink (¥3300) 限定色
スライドノック式の3機能ペンとしては強気な価格設定。それでもこのペンは買う価値あり、そう言えるほどに気に入っているペンです。
ノックパーツが沈み込まないという機能面ではもちろん、全体としてのデザインのまとまりや素材の使い分けといった造形面、双方においてとても優れたペンだと思います。
そして、見た目のシンプルさ故、カジュアルでもフォーマルでもどんな場面でも使えます。
また、今回紹介するペンの中だとかなり鮮やかな部類ですが、単体としては落ち着いた印象で、愛着を持って使っています。

ボールペン

Caran d'Ache Ecridor やがすり(¥27500)※限定品
カランダッシュの中でも、ラグジュアリー枠の最も人気なシリーズであるエクリドール。
様々な事柄に因んだ模様・彫刻で数多くの限定品も登場しています。
このやがすり(矢絣)という柄は、2012年に一度日本限定で発売され、好評だったこともあり限定復刻したモデルです。
やがすりは、一度放つと戻ってこないということから結婚時などの縁起物の柄として日本では馴染み深いです。
デザインとしては他のエクリドールのモデルよりも下地がかなり見えやすく、煌めいた部分が高級感をより引き立てています。
使うにしても、流石はカランダッシュ。
あまり使用頻度は高くないですが、どの筆箱の構成にも入ってくる相棒です。


万年筆

Montblanc No.32 Green 廃番
数少ない万年筆コレクションの中で、いつも携帯しているのはこの万年筆。
祖父からの貰い物で1960年代のレディサイズのものです。
なのでサイズが小さく、軽くて書いていても疲れません。
フローも潤沢で柔らかい書き味が特徴でニブには585(14Kの意)の表記。
調べてみると他にもブラック、レッドなどのカラーバリエーションがありましたが、グリーンは製造数が少なくてレアだったとか。確かにあまりグリーンのMontblancって見たことないかも
しれません。
華やかな万年筆も使っていてテンションが上りますが、こういったシンプルな万年筆は使っていて落ち着くので気に入っています。

消しゴム・定規・芯ケース その他御負

その他色々
・penco PLA_CRIP:参考書やノートが勝手に閉まらないようにするのに重宝しています。
シンプルで可愛らしいデザインもお気に入り。
・LION プラスチック消しゴム:消しゴムといえばこれ。消し心地はもちろん、カバーの少し落ち着いた配色がおしゃれ。
・KUTSUWA アルミ定規:定規にはこれといった拘りは特にないです
でも何気に印字等が長持ちしてくれているので現役はしばらく続投でしょう笑。
・THIS INDUSTRIAL Lead Refill Case2:2022の東京インターナショナルペンショーでの先行販売で買った芯ケース。グラデーションのカラーリングと表面のアルマイト加工が見る目を魅了します。
・Hi uni 2B:シャー芯といえばのHi uni。皆さんはどの硬度をお使いでしょうか。僕は滑らかかつ折れにくさも最低限あるという点で2Bがお気に入りで使っています。
RHODIA COVER CAMO ver.
最後にちょっとおまけ。こちらはporterがブロックメモで有名なRODIAのNo.11サイズに合わせて作ったメモケースです。(もともとはRODIA表記のメモが入っています。画像のものはストックにあったカタカナ表記の日本限定商品です。)
ネットと実店舗のみの取り扱いですが、ネットではこのカラーは見当たりませんでした。
(廃番or店舗限定色?)京都の産寧坂に実店舗があり、そこで購入。
メモケースの他に、カードやお札入れ、そしてメモ裏面にはペンホルダーがついていて、僕はいつもそこにROMEOのNO.4を差して、メモが必要になったときに使うようにしています。
いつでも懐にある、デザイン、使い勝手ともに最高の相棒です。


さいごに

ここまでご拝読いただき、ありがとうございました。
他のSNSのような文字制限がないと、いろんなことを書きたくなってしまい、気づくと文字数は3000文字以上笑。これからはゆったりと、自分のペースで投稿していこうと思うので、ぜひお時間のあるときに読んでいただけたら幸いです。稚拙な点もあると思いますが、これからも何卒、よろしくお願いいたします。それでは。

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