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コーチング入門part6

マインドを上手に使うと、
多くの行動を無理なく、努力せずに
行うことができるようになります

ここまで、アファメーションとビジュアリゼーションについて話してきました

ハビット・アティチュード・セルフイメージを変えるのに有効な方法です

ハビットやアティチュードを無理に変えても、セルフイメージが変わらない限り、

それらのハビットやアティチュードはいつの間にか元に戻ってしまいます

逆にセルフイメージを変えるとハビット・アティチュードも変わります

無意識に行われているハビット・アティチュードは、現状を維持するものではなく、ゴールを達成するために必要なものへと変わります

次に、コーチングにおいて中心的な概念をみていきましょう

「エフィカシー(efficacy)」という概念です

エフィカシーとは、「自分のゴールを達成する自己能力の自己評価」のことです

「自分はその目標を達成できる人間だ」
という確信の強さと言ってもいいかもしれません

前述しましたが、

「コーチングとは、エフィカシーを上げること」となります

実際にエフィカシーが高い人は、そのセルフイメージに従った認識や行動を無意識にしています

エフィカシーもセルフイメージの一部ということです

エフィカシーの高さに応じて振る舞いも変わります

エフィカシーを高めていけば、高い目標も、すんなりと実現していきます

たとえば、ゴールを達成するために必要なことであれば、

慣れない環境に入っていくことや新しい取り組みを始めることに対しても、積極的に行動に移していくでしょう

また、障害が立ちはだかっても、他の方法を見つけて、クリエイティブにゴールを達成していくでしょう

実際の能力や才能の問題ではなく、セルフイメージ、つまり「自分をどういう人間だと信じているか」が重要です

エフィカシーに似た概念に

セルフエスティームというものがあります

自尊心と訳します

セルフイメージの構成要素は

セルフエフィカシー、セルフエスティームということになります

セルフエスティームの定義は「自分の価値に対する自己評価」です

セルフエスティームの高さも重要です

私たちは自分が受け取るにふさわしいと思うものに囲まれるようになります

セルフエスティームが高い人は「自分は価値ある人間だ」と確信しているだけでなく、

「他人も価値ある人間だ」という信念をもっています

だから、他人と比較して自分を卑下したり、逆に、自分より優れた他人を見て引き下げようとは思いません

むしろ、自分の成長したい分野で高いパフォーマンスを発揮している人と積極的に関わろうとするでしょう

セルフエスティームもエフィカシーと同じく「自己評価」です

「自分は価値ある人間だ」とどれだけ確信しているかが重要です

セルフエスティームもビリーフのひとつであるということです

心のなかで自分を卑下したり、自分に対して皮肉を言うのはやめましょう

自分を高めるセルフトークをするようにこころがけましょう

また、エフィカシーもセルフエスティームもセルフイメージの一部なので

アファメーション、ビジュアライゼーションも有用です

コーチングでは時間は未来から過去に流れると考えます

未来が現在になり、現在が過去になります

未来記憶を作ることは、未来に働きかけをするということです

ビジュアリゼーション、アファメーションをすることにより、未来の確率を高めているということです

エフィカシー、エスティームを高めることにより、未来記憶はますます自分の希望するものとなるのです

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