仙台~秋田間における優等列車の変遷①
東北の中で仙台市は中核都市として、他の都市との結びつきが深く人的交流も盛んであった。このため、1960年代から仙台と東北主要各都市とを結ぶ優等列車(急行および特急列車)が運転されてきた。その中でも、東北の背骨を縦貫する東北本線内に存在する福島・盛岡・青森を連絡し設定される優等列車や、隣接する山形を仙山線で連絡する優等列車とは別に、奥羽山脈を横断し奥羽本線を経由する秋田とを結ぶ優等列車は、その経由する横断線が複数存在することから多彩な列車が数多く運転されてきた。今回は仙台~秋