いろ
自分には不可思議なことがあって、ずっと自分が分からなかったことがある。
わたしの全ての感情が色で表すことができる。
それは世の中で言う寂しい色はブルーだとか、愛はピンクだとかにすこしシンクロしているけどもっと感覚的なところにしかない複雑な色。
さらにおかしいのは、その色がみえる(見えているのか感じているのか?)時にはその感情を特にうまく言葉にすることができない。
時々その色はなんて色なのか知りたくなり本屋さんにある色の辞典をひらきたくなる。
でも、1500円もするハードカバーのその本に色の名前を付けていただいても、わたしの複雑な感情は相手に伝わるようなものでもなく、いつも買わないまま本屋で眺めている。
そんな日々を生まれてからずっとしてきた。
でも、いまになって偶然出会った顔もみえないネット上にいる°その時は°バーチャルな方に、
何故か伝えたくなってそんな話をした。
それは偶然でもなく必然だったのかもしれない。
言葉にすると自分の感情が言葉で支配されてしまう感覚をこの人は理解してくれる……
と感覚が感じたのかもしれない。
わたしはいつも緑色だと思う。
緑色ってことからどんな解釈をしてもかまわないけど。
だから、ネイチャーの緑色を撮りたくない。
どれもわたしの緑色とは違うから。
最近モノクロで写真を撮り始めた。
全ての色が見る人の色に着色されるだろうその世界観が好きになってきた。
今日のあなたの色は何色?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?