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スキー楽しい2024(20240223札幌国際)

スキーを、してきました

去る20240223、大寒波というか雪がドカッと降る翌日という事で、意を決してスキーに行くぞとなりました。
私は北海道移住した2012年の初頭から、一応毎年スキーに少なくとも年1、ハマった年は何回か行くような程度のスキーする人なんですけども、なんかこう、今年は色々な事で疲れているのか「スキーいくぞ!」と思っても「疲れてるから来週ね…」みたいな感じで行かないでいたんですね。
しかし、連日の気温2桁(事件ですよ)、積雪の大幅な減少など、ちょっとこれは、雪、なくなっちゃうよね!?という昨今の札幌の気候におびえる中で、唐突に訪れた「最高気温マイナスが保証された、日の長い2月下旬にやれそうな、好コンディションスキーのラストチャンス」ここでいかないで、春先のビチャビチャ雪でスキー……多分しないよなぁ……
ならば、明日、行くしかねぇ!
という事で、木曜の仕事から帰った後、適当に板にワックスを塗り、車に板やグッズを詰め込んで、酒も飲まずに、就寝したんでありました。

スキー、馬鹿楽しい。

とはいえ朝が苦手な私なので、起きたのは7時過ぎだし、準備は手間取るしで、家を出たのは10時ごろ、スキー場到着は11時30分ぐらい。
「それぐらいの時間なら、最初に入った人がもう新雪食って満足して帰ってたりして、馬鹿程スキーセンターに近い駐車場に案内されねぇかな?」とか期待したら、果たして案内された駐車場は札幌国際スキー場の中でも最も遠い第三駐車場、しかも、その中でもスキーセンターまでの距離が一番遠い区画でありんした。つれぇ。
雪は前夜のバカ雪の名残が残ってるのか、まぁやっぱりバカ雪で、いそいそと車の周りで最終準備を整える俺および車にも容赦なく降り積もりやがる。であれば雪質についてはこれはまぁ大丈夫だなという気持ちの良さはあったんだけども、純粋に長い距離を、純粋に重いスキー用具を担いで、純粋に歩きづらいスキー靴でガチャガチャと移動するのは気持ちをへし折るのに十分でした。

遥か彼方の札幌国際スキー場

しかし

いざゴンドラに乗り、頂上に到達し、スキー履いて、滑り出してしまえばそんな苦労はちょっとしたスパイス程度にしかならない。楽しい!幸せ!(※駐車場は近いに越したことはないので、そういう意味でも早めにスキー場に行くのが良いと思います)

自分にとってスキーは「操作を楽しむもの」「頭の中でこうかな?と思ったスキー理屈を実践して、間違いに気づいたり、新しい理屈を思いついて試したりする中で、正解……に行き着く快感を得るもの」だったりしまして、昨日はそれがまぁ結構バシッとハマった感があったんですね。

札幌国際スキー場のダウンヒルというコースがあって、そこは上級コースかつそこそこ急な斜面(どうしてもコブが出来る)があるので、滑る人は少なく、それ故挑戦し甲斐があり、そこをスムーズに滑り降りられれば満足度が高い。という感じなのですが、今回は足慣らしの中級コースを一発滑って、2発目の滑走でそこを滑り切ることが出来たのですな。
その際、「正しくスキー板に乗り、バランスを保ててるが故に、体重や衝撃を腿や腰で受ける(正しい!)もんだから、最終的に腿の筋肉容量を超えてしまい、乳酸負けして崩れて転んだ」のが一回あっただけで、ホント、スムーズに滑れたんですよね。
それが、楽しかった。

筋肉萎えダウンを喫したものの、今年も滑れて嬉しい

自分はパウダー楽しむとか、トリック楽しむという気持ちはなくて、
「スキーに乗れて、コースとされる斜面は大体ちゃんと滑って(最悪滑れなくても)降りる事が出来る」
のが目標で、その目標にグッと近づいた実感があったんですよね。
なんていうのかな。自転車とかバイクに安全に上手く乗って、それで快感を覚えるっていうのか。そういう感じ。

結局この日は、中級1本、ダウンヒル2本、中級1本の4本で足が終わったのもあり、打ち止め。
猛吹雪の中、山頂カフェでコーヒーを頂いたりして、のんびりとした今年度初スキーを成しえたのでした。

猛吹雪の頂上にいたスキー幻獣さん(数体いらっしゃいますね)

いつか(というか年齢的に急げなのだが)手稲の北壁を降りてみたいなぁ。

数時間でこれかよw

という事でスキーは楽しい。
そういう日記でした。
スキーやろうぜ!操作の喜びを感じろ!

~(ミヒャエル)ENDE~


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