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人生を変えたい大学生の決意。外部の大学院進学で環境を一新したい。

外部の大学院進学を目指す

 僕は大学入学時から漠然と大学院進学を念頭に置いていました。アルバイトを辞めた僕は、外部の院進学が僕のターニングポイントになると感じ始めます。研究したい物事があったのが院進学の理由の1つですが、新しい環境に身を置いて人生を再出発させたい思いもとても強くありました。

叱られた研究室訪問

 3年の春に遠方に赴き研究室訪問を済ませます。そこでは僕の不手際で訪問先の研究室の教員に凄く叱られて泣いた思い出があります。事の詳細は割愛しますが、そこまで怒るかという剣幕でしたが自分に落ち度があったので反省しております。そういう経緯があり、訪問先の研究室の教員との相性に疑問を感じそこへの進学は断念しました。

研究インターンシップでの適応障害

 同じく3年の春、とある大学院の研究室の研究インターンシップに参加しました。バイオ系の研究室です。自分でインターン期間を決めれるのですが、僕は3週間ほどに設定しました。のちにこの設定が悲劇を生むことになります。人生を変えたい僕は気分るんるんでそこの大学に向かいました。ずっと泊まり込みで寝食全てを大学で完結できるインターンでした。インターン先の研究室は外国人の方もおり異文化交流を期待したりなど初めの方は胸が高鳴っていました。実際、英語で少し意思疎通することが出来たので自分に自信が持てました。インターンではポスドクの元に付き、実験手技を見学したり、自分も実際に顕微鏡を操作し手を動かしたりなどしていました。マウスの解剖を見たときは結構衝撃的でしたね。息の根の止め方など初めて見るので新鮮な体験でした。インターン初日、夜まで業務は続き疲れ果てて帰宅します。そこから僕は自分の心身がおかしいことに気づきました。

 環境に馴染めないいわゆる適応障害というものでしょうか。僕は前の大学在籍時に環境や人間関係に馴染めず適応障害になり中退した経験がありますが、それに似た感覚を持ちました。中退したころの感情がフラッシュバックしたのを覚えています。とても気分が悪くなり辛くなって頭が働かなくなりました。インターンで新しい環境に飛び込み慣れない土地で過ごす生活が敏感な感性を持つ僕には耐えがたい苦痛だったのです。僕は予定していたインターン期間を縮めたいと研究室の教員にお願いしました。その時、僕が挙げた理由はインターンでもう多くのことを学んだので、と表面上の嘘をつきました。今考えるととても失礼な行動だったと思っていますが当時はもう逃げたい一心でした。それを聞いた教員は軽くOKサインを出してくれました。後日、呼ばれた際には詰められて怒られましたが。今の若い者は根性がないのだと言われましたが、僕は自分が根性無しなのは痛感していたので、その通りですと心の中で頷きました。

 確か2週間の期間に設定し直していただきました。しかし、僕はそれも待てずとうとう教員に無断で研究室を去る決心をしました。このままこの環境に身を置いていては命が持たないと感じたためです。大学の事務にだけ連絡し諸事情を話すと快く僕の懇願を受け入れてくれて、さらには大変ご心配をおかけしました。教員の方には事務の方から連絡してくださることになり僕の研究インターンは1週間で幕を閉じました。この悲劇ゆえ、僕の外部の大学院進学は閉幕いたします。

大学院進学で選んだ道

 他にも研究室を調べましたがどこも自分の望むような所はなく、泣く泣く諦めて内部進学を決めました。人生を変えたく行動した結果、外部進学が絶たれたので後悔は減りましたが、未練はあります。今、修士2年の大学不登校の僕が環境に大きな不満を抱いている、それがその証拠になります。

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