6/14~6/18

そろそろ母の退院日ということで仕事中に病院やケアマネージャーと連絡を取りながら、退院後の算段を打ち合わせをする。

業務中に家族の事、特に病気とか健康に関わる事柄について打ち合わせたり、決め事をするとむちゃくちゃ消耗する。

多分頭の中で仕事モードと家庭モードの切り替えがうまくできないからだと思うのだけど、職場で家族についての重大な出来事を受け止めるのは、自分のプライベートな部分を職場で攻撃されるような気分になって、精神的に消耗してしまう。入退院の話をした後なんて小一時間は仕事も手がつかなくなるし、本当におすすめできない。結局この週2回も半休を取ってしまった。

そんな調子でくたびれ果てたのだけど、ゴジラSPやダイナゼノンの最終回をみて気分が少し持ち直したので、土曜は映画を見ることにした。

6/19

劇場版少女歌劇レヴュースタァライトを見る。

というわけで、TV版ではレヴューというシステムはスタァライトという演劇の主役を巡る歌劇少女たちの決闘のドラマだったわけだが、今作では彼女たちは卒業を迎え、それぞれの道へと旅経とうとする。今作でのレヴューは主役を勝ち取るというような明確な目的は消え、彼女たちの間に残るわだかまりや思い残し、未練を断ち切ることやあるいは相手へのストレートな思いをぶつけ合うための装置となっている。

わざとらしく映える台詞回し、過剰に大掛かりな舞台装置やケレン味を効かせまくった演出。レヴュー、ワイルドスクリーンバロックという結局なんだかわからないけど、演劇っぽさをアニメーションで扱おうとしたら別の過剰なものになってしまった何かをそう呼んで、歌劇少女たちがひたすら情念をぶつけ合う作品になっていた。そしてそれは従来の日本のアニメ作品の形式から逸脱する境地に達していたと思う。

6/20

明日は母の退院日なので、病院の近くのアパホテルに泊まることにした。別に前入りしないと行けない距離では全然ないんだけど、母が戻れば一人でやりたいことを好き勝手にやれる時間も当分ないということで、ビジネスホテル泊をやることにした。

とはいえ、都内のビジネスホテルで特段やることもなく、狭いけどテレビのディスプレイがひたすらでかい部屋で、近所のコッペパン屋で買った惣菜コッペパンを食べながら井上尚弥の試合を見たりして過ごしている。

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アパホテルのあちこちにある謎の折り鶴

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ホテルの機能としては必要最低限なのだけど、それっぽい内装を施して安っぽくはないんだぞと抗弁している。

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たとえばここで写真を撮るとインスタ映えするようなポイントが用意されていた。

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