談志の「芝浜」と、往年の名レスラーの再起
僕とプロレスの馴れ初め、全日本プロレス、秋山準
僕が物心ついた時代から常に寄り添ってくれた最大の娯楽、それがプロレス。
今から17年ほど前、『プロレス冬の時代』とまで謳われ、当時低迷していたプロレスを好きになったのは小学校高学年の頃。衛星放送、所謂CSと言われるマニアックな専門チャンネルがひしめき合う放送媒体を通して、僕はプロレス中継に夢中になっていた。
「プロレスがなんで好きになったのか?」と問われれば、その回答はとてつもなく長いものとなってしまう。だから端的に纏める。