note.muとメモの違い
note.muとメモの違いがもたらす影響をお伝えします。
前書き
メモするツールの違いは、頭の中のデータ形式を変換することを意味するので、これも時間を取られます。今回はnote.muと自分用のメモがどのように違うのか、どのように対策できるのかについてお伝えしたいと思います。
機能の違い
OneNote2016は表に加えて数式も記述できますが、note.muは2019年8月22日時点では、表と上付き文字と下付き文字が作成できません。
表に関しては画像化する必要があります。罫線という形で工夫することはできなくもありませんが、文字が増えるために罫線文字を組み替えるのは一苦労ですので、画像で対処するか、箇条書きを区分して対処します。
数式に関しては、分数や累乗根等を全てを累乗にした上で、それを上付きと下付きにすれば表現できますが、Unicodeにある累乗文字も限られた個数しかありませんので、累乗や添え字にする変数の選択には注意が必要です。Unicodeにあるものを選ぶのが面倒であれば、絵にすることになります。
ただし、上付き/下付き文字がnoteの機能として備わったとしても、累乗の中に累乗がある場合は、Unicode累乗文字か絵にするかの対処は必要ですが、累乗の中に累乗が出るような式を扱うことは滅多にないと思われます。
要するに、技術的にはそのまま文字にできるか、それとも整形するか絵にする手間と時間が必要になるかの違いです。
逆に表と上付き・下付き文字が備わると、技術的には自分用のメモとの統合の可能性が生まれます。
目的の違い
最も大きな違いは目的の違いです。自分用のメモは自分の分かりやすさを重視した文章で、note.muは人が見やすいようにする文章と考えます。自分だけが使うか、人に見せることを想定するのかの違いです。
ですので、自分用の場合は、プライバシーや企業機密にしておきたい内容であれば、公開したくない内容もあるかと思われます。
結論
自分用のメモを人に見せる文章に近づけるなど、できるだけ違いを無くすことによって、note.muを書く労力を減らせる可能性はありますが、そもそも目的が違うので、自分用のメモ全てをnote.muに統合するのは現実的でないようにも感じます。
まとめ
・機能が違う:文字にするか、整形や画像化する手間を。
・目的が違う:メモは自分が用いる文章。noteは人に見せる文章。
そのため、表に出さない内容が存在する可能性がある。
・結論:目的が違うので、今後も自分用のメモと並存になる。
記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。サポートを頂けるなら、助けになります。