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モンゴル旅行記その13

モンゴル最後の朝。
午前中の飛行機だったので5時半起き。
綺麗な朝焼けが見れました。

この景色を見た途端、脳内でこの曲が流れました。

雨は降ってないのですが切ない気持ちにピッタリでした。

朝焼けを見ながらトイレまで

2回しか使わなかったシャワールームも覗いて

お母さんにもらったちょっと酸っぱいドリンクを飲んで

今日は娘さんの運転で空港へ。今日はちゃんと料金お支払いしました。お母さんとさようならのハグをして乗ろうとしたら、なんと

タイヤがパンクしてました!
散々悪路を走ったので納得ですが、昨夜までちゃんと走ってくれたことに感謝。
娘さんはちゃんとスペアタイヤを積んでいて、手慣れた様子でジャッキアップ。お母さんも手伝って10分弱でタイヤ交換終了。

はやっ😆

で、改めてお別れをしようとしたら…
なんとお母さんも一緒に車に乗りました。空港まで見送ってくれるそうです。

優しい😭

しかも空港に着いたらトランクを下ろすのを手伝ってくれただけでなく、一緒に空港内まで着いてきたそうでした。でもここはむすめさんが止めて車の中へ。バイバイと手を振って見送りました。

お母さん、ありがとう。
本当にお世話になりました。

空港に一歩足を踏み入れたら朝早いのに大混雑! でもこれ、後でほとんどが見送りの人だとわかりました。モンゴルの人々は情に厚い人が多いのかもしれません。お母さんも娘さんが止めなければこうして見送ってくれるつもりだったのかも。

ゴールデンゴビという名前が素敵
ウール製品のお店
馬のハミつき頭絡
いろんな像
ラーメン屋あくたがわ

とても綺麗な空港でお店も多いです。空港にまで馬の頭絡が売っていたのには驚きました。よく見たらやはりハミは金属でした。

娘が最安値で組んでくれた航路ですが、このモンゴル航空はLCCではなく、機内食も出て映画も見ることができました。でもモンゴル映画オンリー。

言葉はわからないけれど昔の生活がわかるかな?と思って白黒のモンゴル映画にしました。タイトルとかメモしておけば良かったのですが、同じ主人公のシリーズものでした。検索してもなんという作品が分からず残念。

でも本当に今と変わらない大平原。民族衣装を着た人々が羊を飼い、その毛皮を街に売りに行く。ゲルには王様とその妃みたいな人たちが住んで毎晩ご馳走を並べ盃を飲み干すのですが、この盃を見ておや、と思いました。ゲルでお母さんが使っていたものによく似ています。お母さんはお酒ではなく、ミルクティーをこの盃で飲んでいました。

もうひとつ気がついたのは映画の中の馬たちが盛んに首を振っているところです。


ヘッドバンギングと呼ばれるこの首振りですが、馬によっていろいろ理由があるようです。例えばおやつが欲しい、ご飯が欲しい、またわたしが教室で乗った子はスタッフさんが言うには首を振ることによって手綱が外れて楽ができると学習してやっている、つまりはズル休みみたいなものですが… モンゴルの馬たちはみんなこの首振りをしてましたが、思い返してみるとみんな馬装された馬でした。頭絡をつけハミを装着された馬がみんな首を振っていたので。それはもしかしたら「早く外して」「これ嫌だよ」という意思表示だったのかもしれません。

韓国に着くやいなや、あちこちから日本語が聞こえました。ここはもうモンゴルじゃないんだ、寂しいなと思いましたが、税関の近くで多分同じ飛行機できたモンゴルの人たちが結構な確率でスーツケースを開けさせられていました。どうも持ち込みできない干し肉の類を入れてきてしまったようでした。中には大汗をかきながらスーツケースを開けている男性もいて、日焼けしていてチェックの柄の長袖シャツ。とても素朴な佇まいで、つい駆け寄って「大丈夫ですか?」と声をかけそうになりました。

もういまやわたしはモンゴルの人たちに親近感ありまくりです。

モンゴルLOVE
モンゴルのお母さんLOVE

モンゴル本当にありがとう❣️

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