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APD(聴覚情報処理障害)の診断 ・2021年2月

ネット検索で APD を知ってから診断をしていただくまでは それほど時間がかかりませんでした。

APD関連の書物を読み 「やっぱりAPDだろうな…でもきちんと診察して頂かないと難聴の場合もあるんだ!」という事がわかったのです。

 当時APDの診察をしていた ミルディス小児科耳鼻科 (現在APDの診察は終了しました。)の平野先生に診て頂こうとキャンセル待ち予約したところラッキーなことに1ヶ月半で空きが出ました。

 診察日までの間にNHKの未来スイッチ(APD特集)に出ていた笑歩さんのYouTubeを視聴すると「コレだ!」「そうそう!」「なるほど!」ってことばかり。


当事者会

が東京で開催されることも知ったので早速参加。
そこでゲストの笑歩さんとお会いすることが出来ました。

当事者の皆さんのお話しは お仕事で苦労されたり APDの症状との付き合い方など共感できたり、とても興味深いもので有意義な時間を過ごさせていただきました。



そして、いよいよ 平野先生の診察!
聴力検査と問診があり

「聴覚は正常、APDですね。」

という診断をいただきました。
平野先生は わたしの話をじっくり聞いて下さり、たくさんのアドバイスもしてくださって

「専門の先生に診て頂いたいて良かった!APDとハッキリわかって良かった!自分の頭がおかしいわけでも 気のせいでもない。周りにバカにされたりしたことも自分は悪くない。」

と気持ちがスッキリし、これから どのような対策をしていくべきか、何をするべきか考えることができたのです。

もし「自分はAPDだろう。」と思いながら 診察をされてない方がいらしたら

難聴に詳しい耳鼻科やAPDを診断できる病院にかかってください。

学校や職場の聴覚検査、今まで診て頂いた耳鼻科の聴覚検査では見つからなかった難聴や病気が見つかる場合があります。
治る病気、治療や補聴器で軽減できる症状、更には大きな疾患を見逃してしまうこともあるのです。

ネット等の情報や診断テストで自己判断されるのはとても危険なことなのを知って欲しい。

そして APD と診断されたら症状と向き合い 専門書を読む、当事者会に参加する、オープンチャットに入るなど 正しい知識や情報を手に入れて 
当事者、関係者との交流もしてみてください。 
(もちろん未診断でも当事者会やオープンチャットに参加できるし本も読んで知識を持って欲しい)

わたしは APDで友達が出来ました。
APDの症状で難しかったことも 他の方の体験や工夫を知って 少しばかりですが出来るようになりました。
悪いことばかりではないって思えるようになりました。

 専門の先生に診察を受けて 結果が出たことにより、本当にほっとしたし 良かったと思っています。

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