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Sunny Days Scenery

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日々の素敵なことや想うこと
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#ウェブマガジン

文章

**** Stay Salty vol.33をリリースしました。 今回も「そこにいる人たち」がそれぞれの言葉で、そこにいるだけで魅力的なことを話してくれています。 このマガジンを編集&デザインするときはいつも嬉しくなるのです。 参加してくれている筆者から送られてくる写真と文章にいつも元気付けられますし、言葉ではなかなか伝えられないなんというか漠然とした「勇気」みたいなものを受け取るのですね。 ごく個人的な呪いのような言葉や日記を除いて、文章というものはほとんどの場合、自

覚悟とか。

aloさん的にはなかなか停滞気味の今年なんですが それでもいくつかの相談事をいただいたり、 古くからのつながりによるお仕事の依頼などもあって 売り上げの回復までには至らずとも、 なかなか忙しい日々を送らせていただいてるという状況です。 それでも、インターネット営業も続けてますし 色々な人に相談したり さまざまなところに顔を出したりと 地道な営業活動は継続しながらも なかなかに厳しい世の中だということを実感したりしてます。 **** そんな中、僕が少年野球団の監督をしてい

私にとってそれはきっと。

人の歩きゆく道を垣間見ることはとても刺激的だし、自分が向かう道の道標となりうる場合もあります。 でもそれは誰の人生でもそうであるわけではなくて、当然自分にとってプラスになることを期待しての「垣間見たい聞いてみたい」だし、出会えてよかったと思えるくらいにそう思わせてくれる人の道ですよね。 このStay Saltyというウェブマガジンをやっていて強く思うのは、今この時を、前を向いてそこに立っている人の歩いてきた道は、多分にもれず、本当に素敵だし刺激的だし前を向くための指針に溢れ

3周年記念号リリース!

嘘でしょ?って思います。笑 コロナ第1波時、志村さんが亡くなって世の中が騒然として 昼間の東京駅から人っ子一人いなくなったあの混乱の時期。 周りを見渡しても仕事が停滞したり自分の先行きに不安が募る一方の人たちがどんどん増えてて。 そんな中、その一人でもある僕でしたが、そんな人たちに向けて僕にも何かできないかなぁ、と思い立ってとりあえず始めてみようとスタートしたのがこの「Stay Salty」でした。 最初にお声がけしたのが、『MOVE Art Management』『ga

捕らぬ狸は多いほどいい。

画く。えが‐く ゑがく 【描く・画く】 ・物の形や人の姿を、絵や図に書き表すこと ・物事の状態を、文章や音楽などで表現すること ・物の姿をイメージすること、思い浮かべること ・物の動いた形跡が、ある形を表すこと *** 相変わらず停滞気味の経済状態。 仕事も世の中もうまく回り始めているように見えても なかなか景気がいいという状態には戻っていませんよね。 いや、コロナ前から実はそうだったか。笑 コロナのせいにしてしまうけど、 もともとその気はあった感じはよくよく考えれば

赦す。

赦す。 「ゆるす」と読みます。 同じような意味でも「許す」とは使い分けられる言葉です。 本家の「許す」とは、相手の願いや申し出を受け入れたり認めることです。 一方この「赦す」は、「罪や過ちを責めない」という時に使われます。 「義務を免除する」という意味もあります。 「許」という漢字には「認める」という意味がありますから、許可を出したり認める場合に使用されるのが「許す」ということですね。 「赦す」は、「罪を犯した相手を罰しない」という意味で使用され、この「罪を責めない・咎め

絆す。

絆すほだ・す【×絆す】 の解説 [動サ四] 1 つなぎとめる。〈新撰字鏡〉 2 自由を束縛する。→ほだされる 「きずな」とあるように、結びつきや繋がりに関連する漢字ですね。 「情に絆される」「けなげな気持ちに絆される」など、心に起因する行動の自由が縛られるときに用いられるようです。 **** 「束縛」という漢字から受けるイメージは一見良くないもののように思います。 でも、絆されたり、虜になったり、釘付けになることは、決して悪いイメージではありません。 心を奪われたり、

冀う。

「冀う。」 こいねが‐う こひねがふ 【希う・冀う・庶幾う】 《五他》強く願い望む。切に望む。 *** より良い未来のために、人は想いを馳せるものです。 時には振り返り、時には後悔しながらも、 常に僕らは前を向いて歩んでゆかなければなりません。 その場その場での逡巡や決断が日々を作ってゆくのに 目の前に現れるそれらの問題は意外と容赦無く、 ほんの短い時間で最も正しい未来への扉を選択しなければなりません。 だから人は道を間違うことだってあるわけなんですね。 そこでや

僥う。

graphic web magazine 「STAY SALTY」のvol.14をお送りします。 **** 今回の文字は「僥う(ねがう)。」 「ねがう」「もとめる」という意味です。 「僥う(ねがう)。」の「僥」は「僥倖(ぎょうこう)」という、「思いがけない幸運」を指す言葉に使われます。 つまり、願ったり望んだりした中で溢れてくること、という意味にも取れるのではないかと。 つまり、まだまだ混沌とした情勢ですが、そろそろ前を向いていろんなことをチャレンジしていけば、幸せなこ

萌す兆しを。

緊急事態宣言下のGWを迎えましたね。 思えば昨年のこの時期。 このCOVID-19が蔓延し、有名人が次々と亡くなられ、未曾有の恐怖と共にみなさんが自粛をされ始めました。 多くのビジネスやクリエイティブが停滞を余儀なくされ、沈んだ世の中のスタートとなった時期でした。 そんな中、世のみなさんの何かの役に立てないかとこのStay Saltyの創刊を決意し、いろんな方々に相談のメールを打って想いを伝えていたのがこの時期だったかと。w **** STAY SALTY vol.12を

撰んできた道

何かと困難な時代ですが、僕らはこれまでもいくつものピンチを乗り越えてきたと思います。 その時々にはそれと知らずに、その都度選択して来た分岐があって。 選んだはずが、そのあとすぐにでも訪れるさらなる分岐もあって。 振り返れば分岐だったとわかることもありますが、そのタイミングに直面する時、最善だと選んだ道は選択の余地はないことがほとんどです。 それでも僕らは「最善(だと信じた道)を選んで」生きて来たわけです。 そして、その延長上に今があり、ここに立っているという現実があるのですね

書くこと。

STAY SALTY vol.10  3月号をアップいたしました。 今回の文字は「呵す(る)」。
「書く」という意味ですが、「したためる」とか「書き綴る」という意味で使われる漢字です。 **** まだまだこのコロナ禍では通常の生活に戻れてはいませんね。 色々な方々が、今までの自分とは違う生き方を模索し、前を向いて生きてゆくために、試行錯誤を繰り返したり、出来ることをコツコツとやり続けるしかなかったりと、様々な試みをやっているようです。
 そんな中で、今までの自分を見直し

前向きに「取り戻す」。

STAY SALTY vol.9  2月号をアップいたしました。 今回の文字は「恢い」。 「ひろい」とか「大きい」という意味もありますが、「取り戻す」とか「帰る」という意味でも使われる漢字です。 **** 何かに傷ついたり打ちのめされたり、如何ともしがたい情勢で停滞を余儀なくされることがあります。 このコロナ禍では特にそういうことに陥るケースは多いのだと思います。 そんな中でも僕らは生きるために前を向いて頑張らないといけないのですが、自分の努力だけではなかなかそう上

賜るもの。

賜ったものを、賜る。 賜ったから、賜る。 そういう想いは、人の営みの根源的なエネルギーなのではないか。 まだ幼く、社会通念的な道徳や美徳を知らない子供が、もらって嬉しかったから自分もあげる、という行動を裏表なくやってしまうこと自体が、人が本来備えている資質というか、生き物として特異な性質を持った動物の証なのではないかと感じることがあるのですね。 大切なものを分け与える。 あるいは、受け継いでゆく。 そんな想いが僕らを育て導き、ポジティブで柔らかく正しい心根を育むのではない