推薦入試の準備は、お早めに
(注意) 以下の内容は、2024年5月の段階での情報になります。最新情報は、各大学のHPの入試サイトでご確認下さい。ここで扱う推薦入試は、公募推薦や総合型推薦のような一定の基準(例:評定平均3.0以上)を満たせば、応募できる入試を指します。指定校推薦やスポーツ推薦は、含みません。
高1・2で済ませておくべきこと
推薦入試を考えているなら、高1・2でやるべきことがたくさんあります。
学校の成績は、できる限りよくする
まずは、定期テストでしっかり点をとり、授業態度(内申書に書かれるかもしれないので気をつける)をきちんとして、各学年の成績をそろえておくことです。私立は、評点平均が3.0以上とか緩い大学がありますが、国公立の医学部あたりでは、最低でも4.5以上になるように頑張りましょう。
一般に大学に提出する調査書で、担任の先生は、”勉強に真摯に取り組んでいる”のように人物評を無難に書いてくれますが、大学からは”正直に書くように”指定されることがあり、普段から反抗的な態度をとったり、ほとんどの授業で露骨に机に伏せて堂々と寝たりしていると、内申書で”正直にありのまま”書くかもしれないので、普通の態度で授業に臨みましょう。
検定試験や資格試験がある場合
実用英語検定やTOEICなどの資格要件がある大学(語学・国際関係)は、志望理由書などの書類提出の締め切りがあるので、資格試験の結果が分かるのが高3の夏休みをめど(遅くても9月頃)に、早めに試験を受けておく必要があります。自分が受験する際に、急遽変更される可能性がありますが、たとえ前年の募集要項であっても、一応の目安になりますので、必ず大学のHPで確認しておきましょう。また資格要件がなくても、英検2級は高校卒業程度なので比較的取りやすいですし、難関大学を目指すのであれば、英検準1級は取っておくと、資格の欄に書くことができますし、将来就職試験でも通用します。
課内活動と課外活動
課内活動は、高校の部活動、生徒会活動、委員会活動に当たります。自分をアピールするためにも、生徒会長、副会長、書記といった役職、〇〇部部長、副部長、会計責任者、〇〇委員会委員長、副委員長といった肩書は、推薦入試ではプラスになりますので、積極的にチャレンジして下さい。部活動でも、県大会・全国大会で、〇位入賞、ベスト8とか実績を残すことも、プラスです。
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