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自己紹介するのにゲームが多すぎる(5)

 高校時代はグラディウスでしょうか?

 グラIIはちゃんちゃん避けでなんとかクリアできるときがありました。

 グラIIIは、とても上手い友達がワンコインクリアする中、死ぬ思いでパターンをコピっても、まぁ、キューブラッシュの安定クリアがまぁ、無理でしたので。リザードコアにやられ。X軸はミサイルゲージで動かない方がいいなんて、当時誰も教えてくれませんでした。

 未だにミカドの実況でもシューティング祭りがとにかく待ち遠しく。グラIIIが。イケダさんが当時の話をしながら散るのが本当に楽しい。当時の中華料理屋に、本当に居るみたいな錯覚を覚えます。

 大学時代は、スーパーファミコン、ストII、特にストII、サターン、「FF VII」によるまさかの任天堂帝国の滅亡です。

 スーパーファミコンでは「スーパーマリオワールド」「ゼルダの伝説」「ダービースタリオン」「FF V」「FF VI」「ドラゴンクエスト V」有名どころはほとんどやりましたね。「FF VI」はスーパーファミコンとは思えない超美麗グラフィックに連動し価格も高騰、確か定価¥11,400でしたっけ?

 ゲーセンではストII全盛。「ストリートファイターI」はくだんのTAITOゲーセンで遊んで波動拳連打でクリアしてましたが、ストIIはやはり別格、全キャラクリア、対戦もめちゃくちゃやったし、真空投げもさんざん練習、スーパーファミコン版もとにかくやりまくりましたね。

 やはり対人戦はこの時から「向いていない」のに「自分は強い」と思うらしく、友達にもさんざん負け、よせばいいのに大学近くのゲーセンの大会にも出て、地元の田舎のこじんまりしたのにも出ても1回戦勝ったことがありません。

 スプラトゥーン2でも10年ぶり以上に対戦にはまりましたが、やっぱり向いていません。一切勝てません。ダメです。

 コンシューマーでは、ファミコン・マークIIIから、スーパーファミコン・PCエンジン・メガドライブへと時代が移りますが、相変わらずの任天堂一強、サターンとプレイステーションがその時代に風穴を開けるなんて誰も思っていませんでした。

 バーチャファイター専用機と、ナムコの任天堂への意趣返し(実はソニーによる任天堂への意趣返しですが)程度と思っていたのに、SCEがビジネススタイルまで含めて一気にひっくり返すとは、プロジェクトXの世界です。

 その全てを決定づけたのは「FINAL FANTASY VII」の、スクウェアの移籍です。超美麗4枚組CDのスーパーゲーム。今まさに(2020年)満を持してREMAKE版が登場したあのゲームです。バーチャと鉄拳の製作者が引き抜かれて作った「TOBAL No.1」が、「FF VIIの体験版」のおまけと言われたあのゲームです。

 当時推薦の就職先からも蹴られ、任天堂を含むあらゆるゲーム会社から落とされた私を唯一拾ってくれた、今は亡きソニー・コンピュータエンタテインメント。任天堂を倒し、乗りに乗る世界最高のプラットフォームホルダーにてゲーム制作ができると胸をときめかせ、膨らませ、飛び込んだ会社で配属されたのは、システム管理部門。言うなれば、パソコンお助け係。世の中というのは、無常で、非情で、残酷なんですよね。

 世界最先端のハードウェアで、3Dゲームを作りたかった青年に待っていた仕事は、

「すいませーん、アタシ、パソコンのこと全然わかんないんですぅ。席替えするんで、こっちのパソコン、こっちに移動してもらえます?」

だった。

#自己紹介をゲームで語る



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