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ピザ食った後、思った話

漠然と『何か』になりたかったけど一つのことを極めることは出来ず結果としてゼネラリストになるのか、たくさんのことに興味があってその延長沿いでゼネラリストになるのか。

自分は多分前者です。(a.k.a器用貧乏)

男子なので、極める分野はやはりスポーツに目が行きがちだ。
「一つのことを極める」の主要評価項目がマネタイズや名声だとするとそこは修羅の国

一億円で故障しない肩があったらローンを組んでも絶対に買った。そのお金を返せる自信もあった

元近鉄、ヤクルトで活躍したユウキが引退時に発した言葉
右肩後方関節唇損傷と付き合いながらの野球人生に対する思いが詰まってる

これと定めた道を、脇目も振らずに邁進する。
悪いことではないが、それが“過ぎる”と害が人をむしばむことにもなる。

花咲徳栄高校野球部の元主将が強盗事件を起こした出来事。
人生の中で野球を「10分の10」として生きて、甲子園で覇者になるも、大学野球のコミュニティで弾かれて「10分の0」にしてしまった。

フィジカルで勝負する世界は有限で期限が短い、ハイリスクハイリターンの世界だ。
そこに人生のリソースをAll BETし、一握りの成功者と取りこぼされた大勢を作る。
自分はそこに勝負する前に土台が作れなかったけど、有望と評価されてたらそこに飛び込めていたかはまた別の話だ。正直怖い。

上記の2人は一度は成功している訳だが、多くのプロの引退時スピーチを聴くと、プロフェッショナルの果ての先に挫折や絶望はセットだと感じる。

そんな修羅の国へも才能と志を持って人生を賭して勝負を掛ける。自分にはできないことに挑戦し、一定の成果を上げている姿は憧れと尊崇の念しかなく、この年になってプロスポーツや甲子園がどんどん好きになっている自分がいる。

一方でそれを持たざるものは副次評価項目を複数作ってそこに活路を見出す。
今の会社も、幸運にも営業/営業企画/SFEと色々な経験をさせてもらって、この会社で生きていく上でのゼネラリストになる機会を貰っている。

こんなにも水に合う職種も中々ないのでそろそろ自分のあるべきキャリアを見定めないといけないかもしれない。

市場価値を上げるためにcleverな選択でスペシャリストを目指そうと、どこのビジネス本にも当たり前に書いてある下記は何か腑に落ちなかった。

市場・需要が大きい分野を選ぶ
競合相手と代替が難しい高い専門性を身に着ける

「意味のないことがすごく美しく見える日もある」みたいな経済損益を無視した仕事がとても好きだ。
そんな自分にとっては途轍もないストレスなんだけども。。。
偶然にも限られた人しか携われない部署にいる中でそれを極めなくてどうするんだって話。

4年ぶりぐらいに観たら、とんでもなく成長してた。              

広く浅くは10年で十分に経験できた。
そこで培った人間関係を頼りに仕事するより、厳しく質を求められるのも楽しい刺激的な日々になると思う。
自分も目に見えるほどプロフェッショナルに成長したい。
プライドをもって仕事しよう。

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