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【続編】マウロ教授&神田昌典の「2030年に向けた未来を語るエキスパートカフェ」オンライン読書会

先日、米国ペンシルバニア大学ウォートンスクール教授のマウロF.ギーエン氏と、弊社代表の神田昌典が「2030年に向けた未来を語るエキスパートカフェ」と題したオンライン読書会を開催し、世界中から400名以上の参加者を集めました。

前回は、オンライン読書会の前編として『教育格差の現実と是正』についての内容をかいつまんで紹介させていただきましたが、もうお読みになられましたか?

こんにちは!アルマクリエイション若手マーケッターの水落です!

今回の後編では“『2030』が語る未来とは~マインドセットを変えずに生き残ることはできない”をテーマとした、マウロ教授と弊社代表の神田昌典が語った『今から準備すべきポイント』を紹介していきます。

前回の記事をお読みでない方は、まず『マウロ教授&神田昌典の「2030年に向けた未来を語るエキスパートカフェ」オンライン読書会』をお読みおきください。

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マウロ教授が著書『2030』を書いた理由

そもそもマウロ教授がこの本を書いた理由は、世界中で学会のプレゼンを行うための調査・研究をしていた時に、多くの人々が未来への不安を感じながら生活していることを肌で感じ、世界の人々に未来へのロードマップを示すためだったと語っています。

実際にこの本を書き始めてから今日までの間に、米国のインフレとその抑制政策を筆頭に示したことの多くが現実し、アメリカの社会が大きく変わりました。

そのような大きな変革を理解し適応するためには、意思決定に役立つ情報が必要です。今回の読書会は、まさにその情報を発信するためのイベントとなりました。

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2030年は女性が活躍する

前回は、最初に指摘された『教育格差の是正』についてを紹介しました。しかし今回の読書会の本丸ともいえる主題は『社会での女性の活躍』と『アフリカの重要性』です。

まず、2030年には女性の社会進出と地位が向上し、経済的な富の蓄積が男性よりも早く、そして高くなると予測しています。もちろん、平均すれば男性の方がまだ高い水準にあるでしょうが、確実にその差は小さくなることは間違いないでしょう。

その2つの理由は、 多くの国において女性の方が高学歴になってきていることで、その結果『良い職を得て豊かになる』という点と『 寿命が長い』ことです。

ただ、女性がより豊かになり、社会的な地位を向上させることに対しての壁となるのが『ファンディングへのアクセス』で、前回書いた教育の問題と同じく、アドバンテージを持つひとがさらなるアドバンテージを獲得するという経済の流れにより、ビジネスの成長が遅れてしまうところにあります。

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アフリカへの富のシフト

この『富のアドバンテージ』は、異なる3つのトレンドによって成り立ちます。それは以下の3つです。

① 人口
② 経済
③ テクノロジー

この3つが、2030までの間に最も伸びるであろう地域が『アフリカ』であると述べています。

アフリカの重要性は人口の増加とテクノロジーの進歩からみても明らかですが、米国や日本といった国ではいまだに『動物が走り回る国』という間違った認識を持つ人が少なくありません。

しかし、遠隔医療やモバイルの普及など、世界をリードしてきた米国や日本の想像をはるかに超える進歩を果たしているのがアフリカなのです。

実際にアフリカの消費を含めた経済的なポテンシャルは、グローバルに見てもとても高いことは事実で、中国は早くから日本からのODAなどで得た資金をアフリカへ投資して、圧倒的なアドバンテージを獲得してきました。

女性の社会進出とともに、アフリカ経済においても、これまでの視点を変えないと世界の社会変革についてはいけない時代が到来しているのです。

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マウロ教授が日本人の若者へ送るアドバイス

マウロ教授は日本の若者に対し、もっと実用的なスキルを学ぶ必要性を説いています。

① 数字 (数学)
② 読む(国語)
③ 書く(国語)
④ 英語 (外国語)

特にこの4つの学びが大切であると語りました。

これらの重要性については、今回の読書会の主催者である神田昌典氏も早くから注目していました。数学と言語によって個人のグローバリゼーションは一気に進歩します。

そんな学びを得るには、毎日の積み重ねが大切です。しかし、いくら学ぶ気があっても『時間がない・きっかけがない・お金がない』という負のスパイラルから抜け出さなくては進歩を成し得ません。

もしもあなたが、そんなスパイラルから抜け出したい!もっと学びたい!そして今よりも進化した自分になりたい!と思ったら、ぜひアルマ・クリエイション公式ホームページや、神田昌典公式ホームページを覗いてみてください!

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