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つらいときに助けてくれた、こころの声

引越しが大変でした。

本当に本当に、大変でした…

業者さんのトラックに乗り切らないなどのトラブルがあり、3日たったいま、自家用車で何往復もしてようやく荷物の移動が完了。久しぶりに心が軽くなりました。

子連れではじめての引越し。

小さな家だから、そんなに荷物はないだろうとたかをくくっていましたが、そんなことはなく。

家族が増えるということの重みをあじわった1週間でした。

心配してくれて、毎日車を出してくれた家族には感謝してもしきれません。

今回なによりつらかったのは、引越し自体の大変さ以上に、自分のなかの「心配」と「不安」でした。

時間通りに終えられるだろうか
お金がかかりすぎないだろうか
大家さんに怒られないだろうか
子どもが熱を出さないだろうか
猫が脱走したりしないだろうか
夫がつかれすぎないだろうか

などなど、、
人のこと、お金のことが心配で心配で、どうしてっていうくらい気持ちが落ち込んでいました。まだなにも起きていないのにいろんなことが心配なんです。わたしって、そういう性質で。

それで、今日は夫に子どもをたくして、わたしはひとりで外出しているのですが、ひとりになってやっと、自分の心を癒してあげられるタイミングがきたんです。

電車にひとり座って、しずかに目を閉じたら、
協力してくれたいろいろな人の顔が浮かびました。

お母さん、お兄ちゃん、夫、近所の方々、はげましてくれた友人たち。

前のおうちを貸してくれた(ちょっとこわい)大家さんにも、心のなかでありがとうと思えて。

そして、あたらしい素晴らしい住まいへ移動できたこと、家族が無事であたらしい生活をはじめられることに感謝でいっぱいになりました。

そのとき、

わたしは、導かれてる。

そんな言葉が心のなかに浮かびました。

わたしは導かれている。

だから、大丈夫。だから、大丈夫だった。

ふと胸のうちに浮かんだメッセージでしたが、いまのわたしに勇気をくれることばでした。

ゆだねていい、とやっとリラックスできた瞬間でした。こんな思いつきのことばが、心つよい助けになってくれること、ありますよね。

そして、今回ほんとうに大変だった、と涙しながら人に話したら、

子連れの引越しは本当に大変だとか、
男の子の育児は想像以上に大変だとか、
1歳児はほんとうに、、とか、
先輩たちのいろんな声を聞くことができ、
いままでわたしって強がってきたのかも、とも思えるようにもなりました。

「疲れたって言っていいんだ」というのが、今回のいちばんの学び。

たすけてくれる人はたくさんいる。
つかれたらゆだねたらいい。
そしてなにより、導かれてここにいるのだから大丈夫。失敗なんてない。

荷物を積んだ車のなかで、じぶんにもっと優しくなろうね、と夫と話し合いました。
引越しはうまくいかなくても、子どもをひとり育てているのだから。十分がんばっているのだから。

大人2、子ども1、猫2、で引っ越した先は、東京のさらなるハテの森の中の一軒家です。

森、山、空、という自然環境のなかで
どんなふうに1歳の息子が成長していくのか、たのしみでなりません。

とにかくいまは、疲れを癒さないと。

子育て中のお母さんお父さんたち、ほんとうにほんとうに、おつかれさまです。

裏山を散策。林をぬけたら原っぱがありました。




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