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【読書記録】知的生産術

ALLY(アライ)を広めるトランスジェンダー・ひかるんこと新生光(あらいひかる)です。

久々に、読書記録を残したいと思います。
最近、読書欲が強めで、今月すでに数冊の本を読了していますが、
今回は、出口治明氏の著書『知的生産術』についてアウトプットしていこうと思います。


『知的生産術』出口治明 著


この本は会社の福利厚生として提供されている無料図書館の蔵書で、
タイトルがパッと目について手に取りました。

いい会社に転職したものです。

本書の中で、いくつか心に留まった箇所がありましたので
引用して所感を述べたいと思います。


生活の基本を
「メシ・フロ・寝る」から
人・本・旅」に切り替える必要があると思います。

出典〜『知的生産術』出口治明


かつて日本の高度経済成長を支えていたのは、
紛れもなく製造業でした。

そして、
その製造業に従事する男たちは
「メシ・フロ・寝る」という短い言葉だけで
家庭を維持してくれる配偶者を求め、
女性たちもまたそれに従い、家庭を切り盛りしてきました。

男たちは長時間労働を強いられ年功序列を信じ
愛社精神という名の洗脳に気づきもしないほど
ただひたすらモノづくりに邁進してきました。

しかし
時代は大きく変わりました。

ビジネスの主流が、
製造業から、発想力を競うサービス産業モデルへの
シフトチェンジしてきました。


その変化により
工場型の長時間労働をするよりも
アイディアや発想力を必要とするため
生活の基本を「人・本・旅」に切り替える必要がある、
ということです。

この「人・本・旅」というのはどういうことかというと、
仕事終わりや休日の時間の使い方を指します。

無駄な残業をせずに終業後は、社外の人に会って人脈を広げ、
読書する時間をとって、
休日は家族や仲間と旅に出て見聞を広げる。


そんな生活スタイルへのシフトチェンジを提案!
ということを、この本の随所から感じました。

具体的には、
新しいアウトプットを生み出すために
「人・本・旅」によるインプットが大事ということです。

①人・・・同じような人とばかり会わない
②本・・・食わず嫌いはやめていろいろな本を読む
③旅・・・現場を知る

これにより、
柔軟な思考が生み出されるということなのです。

僕は感銘を受けてすぐさま取り組めることとして、
「本」の部分、読書の時間を多く取るようにしました。

この春の転職・引っ越しにより
僕の生活環境は大きく変わりましまた。

土日祝日が休みで
決まったスケジュールで働き
スーツを着て
通勤には電車を乗り継いで出勤する
という働き方になりました。

そして、
電車に乗っている時間が「読書タイム」に変わり
駅まで歩く時間が「ウォーキングタイム」に変化しています。


また、
本業で定期的な休みがあることにより
「人」との交流も広がりました。

もちろんALLYESの活動、
アライを広げる活動も加速する環境に身を置いたので
人脈形成にはバッチリな土地が東京なのです。

新しい人脈もできてきましたし
今後はオフラインのコミュニティ的なものを作ったり
顔出しをしてオンライン講座もどんどんやっていく予定です。
(*最近、そっと顔出ししたんですよw)


「旅」については
元々、旅行が趣味だった僕ですが
このコロナ禍やら結婚離婚などによって
ライフスタイルが変化して
行動範囲にも制限がかかるようになりました。
なので、ストレスもありますので
工夫をして旅をして見聞を広めていきたいと思っています。


知的生産性を高めるには、
社会常識を疑い 根底から考える以外に道はない。

出典〜『知的生産術』出口治明

「こんなこともわからないのか、常識だろ」
そんなふうに言われた経験を持つ人は少なくないと思います。

常識って何でしょうね。
普通って何でしょうね。

多様性を常々考えている僕は、
「普通?常識?みんな違う視点を持ってるでしょ」
って思っちゃうんですよね。


本書の中で、
知的生産性を上げる5つの視点】が書かれていましたので
ご紹介します。

①無限大ではなく、「無減代(ムゲンダイ)」を考える
②「なぜ」を3回繰り返す
③「枠」や「制約」の中で考える
④「数字、ファクト、ロジック」で考える
⑤考えても仕方がないことは考えない

出典〜『知的生産術』出口治明

印象に残ったのは
③の、「枠」や「制約」の中で考える
という部分です。

時間がない
お金がない
前例がない

そんな中で、
できることは何か、
どうしたらできるようになるか、
できる方法を考えていくことを意識しています。

問題なのは、
できないことではなく、アイディアがないことなんです。

なので、枠の中で、いろんな制約の中で
できる方法を考えて
そのアイディアの幅を広げていくために
「人・本・旅」を存分に活用して思考を広げていくことが
これからの社会に求められていくスキルです。


最後に


一番心に残ったのは次の箇所です。

ダイバーシティ(人材の多様性)こそが、世の中を動かす鍵だと思っています。

出典〜『知的生産術』出口治明

このフレーズに、僕は強く背中を押された気がしました。
今の活動をがんばろう!
と強く思えました。


結論

知的な生産術として【頭が良くなる3つの学び方】は、

同じような人に会わず、
いろいろな本を読み、
似通った場所には行かない。

出典〜『知的生産術』出口治明

ということです。

あなたは今の生活を続けていきますか?

何か変えたい、だけど何をしたらいいかわからない。
そんな人は、
人・本・旅」のいずれかから変えてみませんか?


むっちゃおすすめの良書です🌈


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