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わたしとヨガ - 出合い

本格的にヨガに取り組み始めたのは2015年2月。関西で暮らし始めて3か月目のこと。

サウジアラビアに住んでいた頃、短い期間でしたが、インド人の友人にヨガを教わったことがありました。彼女が教えてくれたのは、私がヨガだと思っていたポーズアサナ)ではなく、呼吸法マントラ。へー。インドでヨガといえば、まず呼吸法やマントラなんだ。私の認識が少し広がります。

そういえば。サウジアラビア滞在中はほぼ引きこもり生活で、運動不足になりがちだったので、簡単なポーズを紹介した初心者向けヨガ本を(ピラティス本も)購入し持って行きました。しかしこれらはほぼ積ん読で終了。独学で取り組むことはできませんでした。

日本に帰国してヨガを習い始めたは、近所の小さなヨガ&ピラティススタジオ。ボディメイクを目指すビューティ系。週1~2回ゆるゆると通いました。

そんなゆるゆるヨガでも、確実に身体は変わってきました。姿勢とか脚の形とか。ヨガっていいかも。せっかくだし、自分でもっとよくわかってできるようになりたい。習い始めて2年半、ヨガインストラクターの資格をとるコース(Teacher's Training Course - TTC)に通うことを決めました。

TTCの先生がこれまたインド人。小学生の頃からヨガに接する機会があったそうで(学校に「ヨガ部」があったと言っていました。日本だと「茶道部」のような位置づけでしょうか)、呼吸するようにヨガを知っている感じでした。

ヨガ哲学(ヨガの世界観)の話はとても興味深かったです。八支則心の構造宇宙観。ヨガは自分自身を知り、自分の心をコントロールし、平和に穏やかに生きていくための方法論を研究した「心の科学」だということ。私がこれまで専門としてきた精神保健と重なるように思いました。

身体を変えたくて始めたヨガだったけれど、たぶんヨガにはもっと大きな可能性がある。自分自身の内面とつながる自分自身の内面を探求する。自身の中を探求していくことは、たぶん宇宙にさえつながる。私にはまだ体験的につかめていないけれど。ヨガがすごく大きな可能性を秘めていることだけは直感しています。

もっともっとヨガの学びを深めていきたいと思います。とはいえ、もともと飽きやすくてサボりがちな性格。自分一人で毎日コツコツ練習を重ねるということがなかなかできません。私のヨガの学びは、誰かと共に、少しずつ。まだまだ始まったばかりです。

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