大学3年生で公認会計士試験に合格した合宿免許で知り合った友人。
25歳の新卒(高卒)として入社する直前の2018年3月、車の運転免許を取りに、合宿に行っておりました。
その合宿で、なんと大学3年生のうちに公認会計士試験に合格した方と知り合ったので、その彼から聞いたことがEvernoteのメモに残っていたため、シェアします!
公認会計士を目指している方はぜひ参考にしてみてください。
※彼からヒアリングの内容について公開することは承諾済みです。
聞いたこと①:彼の経歴について
・商業高校出身。指定校推薦で明治大学商学部に現役合格。
・大学1年生4月から資格の大原(ホームページ)に通った。
・簿記1級コースから通い始めた。受講料は10万円。11月に簿記1級に合格。
・その後、本格的に会計士の勉強スタート。受講料は60〜70万円。しかし大学の奨学金を使って合計50万程で済む。
・大学2年の12月に短答式試験に合格。大学3年の8月に論文式に合格。
聞いたこと②:公認会計士を目指す方にアドバイス
・普通に会計士になることはオススメ。給料良いしやりがいがある。大学を卒業し定年までのおよそ40年間働くことを考えると安定した職ではないか。
・勉強する気がない人にはおすすめできない。本気の勉強を3年間しないと受からない。諦めないでやることが大切。
・5000円ほどする電卓を使うと良い。ちゃんとしたいい物を使うこと。
・最初の簿記は何を言っているのかわからないため、計算を繰り返すこと。問題を解いて答えが出せるようにすること。そのうち理論的なことも理解できるようになっていく。とりあえず簿記を3級から頑張ること。簿記を受け入れられない人はやめた方がよい。数字の意味がわかってくる。
・1次試験(5科目)と2次試験(7科目)の対策は全然違う。1次はマークであるため多少曖昧でも大丈夫だが、2次試験は論文であるため理論をきちんと自分のものにしないと受からない。1次試験が終わったら2次試験までにきちんと理論をモノにすること。
・2次試験(7科目)をどれだけバランスよく勉強するかが大切である。
・簿記3級・2級のうちに、計算力をつけておくと、1次試験(5科目)と2次試験(7科目)の理論科目に集中できて勉強が楽になる。
・初級者は順調に勉強が進んでも最短合格までに丸2年かかる。予備校でも2年コースなどが多い。1.5年コースもあるが、難易度が上がる。
・公認会計士の勉強以前に、まずは簿記3級・2級。簿記3級・2級を受けるとしても、予備校に行き、「公認会計士を受けることを前提とした指導」を受けた方がよい。
・簿記2級も最近は難しくなっている。簿記1級の問題が出たりすることもある。2級はきちんと勉強すれば3ヶ月で受かる。簿記3級は2週間(〜1ヶ月)程で受かる。
聞いたこと③:その他
・公認会計士の仕事は、企業が作った財務諸表(利益、売り上げ)の数字が正しいかどうかの判断。
投資家が会社に対してきちんと投資をする際、正しい数字じゃないといけない。
・東芝の問題→虚偽の財務諸表を作っていたが、それを会計しは見抜けなかったことで問題化。
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