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緑色のANA機が登場!特別機で環境保護や社会貢献をさらに推進


ANA CX推進室CX戦略部 坂井ケイさん(左)、千葉美和さん(中)、田野知江さん(右)


ANAグループが掲げる中長期環境目標の達成に向けて環境保護や社会貢献への取り組みをPRするとともに、持続可能な社会に向けた取り組みを推進させるきっかけにしようと、ANAは10月から機体を緑色に塗装した特別機を運航することになりました。

ANAは2021年6月から「ANA Future Promise」というスローガンを立ち上げ、環境保護や社会貢献を推進していくことを宣言しました。

これまでに国際線のエコノミークラスで提供される機内食の容器をプラスチック製からバガス素材と呼ばれるサトウキビ由来の物に変えたり、使い古した整備士の制服を仕立て直してバッグとして再利用したりするなど環境への負荷を減らす取り組みを行ってきました。また、おからとこんにゃくから作った「ヘルシーかつ丼」を開発して機内食として提供するなど、健康やエネルギー問題に配慮した活動も行っています。

ANAグループが掲げる中長期環境目標の達成に向けてこうした取り組みをPRするとともに、さらに推進していくきっかけにしようとANAは機体を緑色に塗装した特別機を2機運航することになりました。

デザイン詳細はこちら:https://vt.tiktok.com/ZSRjX5MKj/?k=1

緑色は持続可能を意味する「サステナブル」を象徴していて機体の左側面には緑の葉を、右側面には水をモチーフにしたイラストが描かれ、美しい地球を守るという思いが込められています。

機体はボーイング787型機、国内線と国際線で1機ずつ運航される予定です。

特別機の機内では、他の企業と協力するなどしてサステナブルな社会の実現に向けた新しい取り組みを試験的に行うことにしていて、現在検討を進めています。

田野 知江さん(左)、坂井 ケイさん(右)
千葉 美和さん(右)

ANA CX推進室CX戦略部 千葉 美和さん
「飛行機はたくさんの燃料を使うので環境に優しくないと思われがちですが、プラスチックゴミを減らすなどの取り組みを積極的に行って、そういったイメージを覆していきたいです。海外に比べると日本の取り組みは少し遅れているので負けじと頑張りたいと思います」

ANA CX推進室CX戦略部 坂井 ケイさん
「ANAグループ全体でいろいろな取り組みを行っていますが、特別塗装機をきっかけにお客様をはじめ広く社会の人にも知ってもらい共感してもらいたいと思います。特別機では様々な取り組みを行う予定にしているので、それをお客様に評価してもらい、全ての便でも展開できるような広がりが見せられたら嬉しいです」

ANA CX推進室CX戦略部 田野 知江さん
「私もこの部署に配属されるまでANAグループのサステナブルな取り組みについてあまり知りませんでした。お客様に知ってもらうことはもちろん、特別塗装機をきっかけに社員にも知ってもらい、さらに取り組みを推進していこうと思ってもらうきっかけになればと思います」