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手術室は新人にも非日常

何年振りかの手術室。
もうもどってくることはないと思っていました。
実は今でも、自分が手術室に配属になったことに受容できていない部分がありますが、受け入れるしかない。

まあいいんです。
ただ、以前と違うのは、手術室以外の場所で色々な人と関わり、コミュニティが存在するということ。

仕事が多少できなくたって自己否定するほど
自分の評価が低くなくなったということ。
かなり受け止め方が変わったと思います。

手術室って孤独になりやすいのではないか?
戻ってきて、そう感じました。

病棟だと同期の新人同士顔を合わせ、質問がある時もまず新人同士でこそこそと話して自分の考えを確認してから先輩に聞きに行ったりしていたのですが手術室は、同期と朝1度顔を合わせたきり、帰るまで顔を合わせず終わるなんてことはザラで、同期との関係性も関係作りが苦手な人は希薄に終わってしまう。

病棟看護師としての働き方しか新人は想像できないことを考えると
新しい環境での緊張、不安に加えて新人は
先輩に怒られて落ち込んだり、勉強のために睡眠時間を削ったり、人間関係に気を遣ったりと
メンタルを崩しやすい環境下に晒されている。
最初は忙しくてそんなことを考える時間はないと思うけど、1年経って、一通り仕事がこなせるようになってくると余裕ができて嫌になってくる。
転職を考えるようになってくる。
と私は勝手に思っています。

病棟なら患者と話にスタッフルームから逃げるとう選択肢があるけど手術室は逃げ場がない。

そのため手術室の新人の逃げ道が転職や異動ということになってしまうのかもしれません。

手術室は誰にとっても非日常的な環境であると思っています。
年数が経つにつれ日常となっていきますが、新人にとっては非日常の連続。

しっかりとケアが必要なのではないか・・・。

と保健師、精神科看護師としてちょっとだけ経験した私が思うことです。

私も手術室は新人なので偉そう事は言えませんがそのときがきたら助けてあげられる存在になりたいなと思っています。

以上私の備忘録でした。

最後まで見て頂きありがとうございます😭

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